オプション関連の投稿をまとめました。
(用語の解説や論文などの投稿)
先頭に「★」がついているのが、お勧めの投稿です。
【オプション取引関連】
実際にオプションの取引をする際のテクニック、心構え、対処方法についての投稿です、論文やデータよりも具体的な内容です。
★・Covered Call 株価急落時の対処法
★・Covered Call 10の非常識
★・【オプション】Covered Call(カバード・コール)って、最低投資額はいくら?いくら儲かるの?
・【オプション】buy back(バイ・バック)について 期限が長く、価格が離れている場合
・タイム・ディケイ(Time Decay)には時間があるから一休み
・オプション 執行の結果反映は翌週月曜日
・Firtradeでのoptionの執行の表示はリアルタイムではない
【キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)】
★・キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)で相場が急落した場合の実例
【オプション関連の論文・データ】
オプションの論文やデータの紹介です。実際にオプション取引をする際の根拠となる考え方を紹介しています。以下の投稿は私がオプション取引をするうえで参考にしている考え方です。
★★・【オプション】「An Analysis of Index Option Writing for Liquid Enhanced Risk-Adjusted Returns」 バイライト戦略の分析「BXM、BXY、PUT、CLLの比較」 を紹介します
★・【オプション】Covered Call 15年のリターンを検証
★・【オプション】Covered Call 15年のリターンを検証 2
★・カバード・コール戦略がS&P500を大きくアウトパフォーム
★・【オプション】2%アウトオブザマネーの効率が最も良い
★・Buywrite Monthly Indexについて
【オプションの知識】
用語の定義などオプション取引に付随する知識を紹介しています。
★・【オプション】Deep In the money の定義
★・オプションの決済 日本は「差金決済」、アメリカは「現物決済」
・日本のオプションは差金決済なので長期投資と相性が悪い
・SPY(SPDR S&P 500 ETF)のボラティリティーと株価のチャート
・東京証券取引所の「カバード・コール」についての初歩解説
【お勧めの本、本の紹介】
オプション関連のお勧め本の紹介です、簡単な解説もしています。
★・【本の紹介】【オプション】「となりのバフェットがやっている凄い投資」はバリュー投資とカバード・コールの組合せを紹介した良書
★・【本の紹介】ゴミ投資家のためのインターネット株式投資入門 デリバティブ編
・【オプション】【本の紹介】プロが教えるオプション売買の実践
・オプション関連の書籍 ~お勧めの本を紹介~
【その他、オプション関連の話題】
分類が出来なかった話題です。
・EEMとEFAのImplied Volatility(インプライド・ボラティリティー)
・バリュー&カバード・コールで運用するファンド
・Neiman Large Cap Value Fund'sの投資方針
・【オプション】2011年 IWM Covered Call(cash secured put)の結果報告
・「医学と投資についての随想」に紹介して頂きました
・2010年8月4日から2011年7月16日までのCovered Call(cash secured put)のリターン
・オプションを始めて1年
・金ETFでCovered call(カバード・コール) ~配当に順ずる継続的収入~
・Option関連のサイト
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16 件のコメント:
はじめまして。
カバードコールの書籍等を読むと、「ローリング」のことが書いてありますが、相場を読まないと的確なローリングができませんし、米国の証券会社(IB等)の場合、手数料もバカにできません。
一般論あるいはご経験上で構わないのですが、「ローリング」は行うものでしょうか?
「ローリング」する場合、どのようなケースになりますでしょうか?
はじめまして。
そうですね、私の経験ですと「ローリング」は行いますね。
具体例としては、現物の株式を保有していてコールをショートしている場合、株価が値上がりしてショートしているコールがインザマネーになったときですかね。
この場合は、ローリングをしないと現物の株式が強制的に売却されてしまう可能性があるので、ローリングをします。
また、私個人としては、損益や期限をみながら適宜ローリングをしています。大きくプラスマイナスに振れた場合や、期限が短くなった場合にもローリングをします。
上記の場合は、相場に応じて感覚的に取引をしているので、明確な基準はないんですよね。一例としては6ヶ月物のコールをショートした場合、3ヶ月になったら機械的にローリングをするとかですかね。
ご回答いただき、恐縮です。ありがとうございます。
>現物の株式を保有していてコールをショートしている場合、
>株価が値上がりしてショートしているコールがインザマネーになったとき
↓
ショートしたコールがexerciseされた時の保有株の損益に関係なく、
コールを買い戻すことが多いということでしょうか?
また、その理由は、保有株を手放したくないからでしょうか?
>期限が短くなった場合にもローリングをします。
↓
ショートしたコールがexpireするまでは放置しないということでしょうか?
その理由は、急な相場の変化でコールがイン・ザ・マネーに入ることを避けるためでしょうか?
ご教授いただけますと幸いです。
>現物の株式を保有していてコールをショートしている場合、
>株価が値上がりしてショートしているコールがインザマネーになったとき
↓
ショートしたコールがexerciseされた時の保有株の損益に関係なく、
コールを買い戻すことが多いということでしょうか?
また、その理由は、保有株を手放したくないからでしょうか?
⇒私個人は、保有株の損益に関係なくコールを買い戻すことが多いですね。長期保有を前提で投資している株のコールをショートしているからです。
ただ、保有株に見切りをつけていて、売却を視野にコールをショートしている場合はその限りではありません。俗にいうターゲットバイイングです。保有してみたけど、やっぱり違ったなという時は、売却したい株価を設定してコールをショートしたりします。
>期限が短くなった場合にもローリングをします。
↓
ショートしたコールがexpireするまでは放置しないということでしょうか?
その理由は、急な相場の変化でコールがイン・ザ・マネーに入ることを避けるためでしょうか?
⇒はい、あまり放置はしないですね。
放置していたら株価が急騰してイン・ザ・マネーに入るという痛い思いを何度かしています。感覚的には8割がたは放置しません、ローリングをしています。
ただ、コールがexpireする確率が高そうなときは、あえて放置するという賭けに出ることもあります。まるまるショートしていたコールが儲けになるのは魅力的ですので。
ローリングをしないでexpireするまで待つのはかなり忍耐力が必要です、精神的に辛いことが多いので早めにローリングをしてしまうというのが正直なところですかね。
年末のお忙しいところ、わかりやすいご返答いただき、ありがとうございます。
カバードコールに魅力を感じているのですが、上昇相場、下落相場での対処方法がわからず、勉強中です。
非常に参考になりました。
カバードコールの大きな弱点として、急激な値動きに弱いところがあります。
初めは値動きが激しくなくて、オプションの流動性が高い資産(株・ETF)で練習をしてみるのがいいかと思います。
おかげさまでカバードコールでは、急激な値動きに注意が必要なことは理解できたのですが、
以下のようなケースの場合の対応について、教えていただけば幸いです。
(かなり極端なケースですが)
・30ドルで購入したA株がある
・少しだけout-of-the-money の「32 CALL」でカバードコールを行う
・満期日にA株が20ドルに急落したとする(「32CALL」はexpire)
・その後、A株が20ドルの時に、新規に少しだけout-of-the-money の「22 CALL」のカバードコールを仕掛ける
・満期日近くにA株が25ドルに急騰したとする
以上のケースで、30ドルのA株を22ドルで売りたくない(exerciseされたくない)場合、「22 CALL」コールを買い戻すしか手はないでしょうか?
それとも、30ドルで購入した株に対して、「22 CALL」でカバードコールを行うこと自体が間違っていますでしょうか?
>30ドルのA株を22ドルで売りたくない(exerciseされたくない)場合、「22 CALL」コールを買い戻すしか手はないでしょうか?
→そうですね、前提条件として22ドルで売りたくないのであれば、「22 CALL」のショートを買い戻すしかありません。
>30ドルで購入した株に対して、「22 CALL」でカバードコールを行うこと自体が間違っていますでしょうか?
→これも難しいのですが、22ドルという価格が安いと考えているのであれば、「「22 CALL」でカバードコール」をしない方が安全だと思います。
何かネガティブなニュースがでて、すでに22ドルの価値もないと判断しているのであれば、カバードコールをしてもいいと思います。
前提条件に「売却をしたくない」「アップサイドのポテンシャルが相当にある」と踏んでいるのであれば、そのような個別株ではカバードコールをしない方が安全だと思います。
個別株は個別のニュースで価格が変動するので、オプションを取引するのが難しいと思います。その点、ETFの方が安心して取引ができます。
逆に、あまりその銘柄に思い入れがなく、「値動きが安定している」「アップサイドのポテンシャルがない」と判断しているのであれば、淡々と機械的にカバードコールをするというのも一つの方法だと思います。(売却をしてもいいという前提で)
ちなみに、急落した時に「追加でコールをロング」して、値段が戻った時の利益を高めるという手法もあります。(ナンピン買いに似た方法です。)
一例として、100株保有していた時に20ドルに急落、そのタイミングで100株分のコールをロング、合計200株分のポジションを構築。下落に備えて100株分のコールをショートするという方法ですね。(バランスや組み合わせは色々とありますが。)
損益の計算が面倒にはなりますが、ロングが側に200株、ショート側に100株となっているので、値段が急騰した場合は利益になりやすく、値段が下がってもショートしていたコールがクッションになります。
(私は面倒なのであまりこのポジションは仕掛けませんが、相場全体がクラッシュして値段が下がっている場合はそれなりに旨味があるポジションだと思います。)
実践的なアドバイスいただき、ありがとうございます。
カバードコールでコールのプレミアムをゲットしながら、配当も獲得するといった比較的ほったらかしにできるお気楽トレードを構想していたのですが、現実は甘くないということですね。
値動きが安定していて、配当もそこそこありそうな個別株を探してみます。
ちなみに、値動きが安定しているETFにはどんなものがありますでしょうか?
あと、質問ばかりで恐縮なのですが、教えていただきました「ナンピン買いに似た方法」の事例で、
【コール・ロング】【コール・ショート】のストライク・プライスは、それぞれ20ドルという認識で合っていますでしょうか?
>値動きが安定しているETF
→そうですね、あまり私は詳しくないんですが債券系のETFは値動きが安定していると思います。
ただ、値動きが安定している=オプションのプレミアムが安くなります。
ということで、あえて値動きが安定しているETFでオプショントレーディングはしていません。
個人的にはオプションの取引量が多いETFが好きですね。SPYはメジャーなETFで取引量も多いのでトレーディングに向いていると思います。
>【コール・ロング】【コール・ショート】のストライク・プライスは、それぞれ20ドルという認識で合っていますでしょうか?
→ストライクプライスを合わせる方が管理をしやすいと思いますが、トレーダーの好みによって変える方法もあります。この辺りはかなり奥が深いので私もあまり勉強していません。【コール・ロング】をディープインザマネーにすると現物の株式と似た動きをするとか色々と特性があった気がしました。(曖昧な記憶ですが・・・)
たくさんいろんなことを教えていただき、ありがとうございます。
確かに、値動きが安定しているETFは、プレミアムも魅力がないですし、流動性
にも欠けますね。
すいません、質問はこれで最後にしますので、以下について、教えていただければ幸いです。
①取引するオプションの期間
weekly、monthly、それ以上の長期がありますが、カバードコールの場合、通常は、monthlyを選択
するものでしょうか?
②取引する会社
ishi ppon様は、ファーストレード、インタラクティブ・ブローカーズ、どちらでお取引されていますでしょうか?
いえいえ、別に質問していただいていいですよ。
①取引するオプションの期間
→私は特に決めていませんが、期限が3~6か月のものを選ぶことが多いですね。(精神的にある程度期限が長い方が楽なので。)
②取引する会社
→私は、ファーストレードを利用しています。ただ、手数料はインタラクティブ・ブローカーズが安いと聞いたことがあります。
インタラクティブ・ブローカーズは口座管理料が発生するため利用していません。
何となく惰性でファーストレードを利用している感じです。
ishi ppon さん
立て続けに質問させていただき、申し訳ありません。
丁寧にご回答いただき、誠にありがとうございました。
先だってはお世話になりました。もうけと言います。
銘柄の勉強をしつつ、そろそろ実践の取引に入ろうかと思っているのですが、以下について、ご存知でしたら、教えてください。
weekly optionの方がmonthly optionよりも権利行使価格の刻みが小さいのは、どういう理由があるのでしょうか?
(例えば、IBMだとweekly optionは1円刻みなのに対して、monthly optionは5円刻み)
権利行使価格の間隔が細かいweekly option の方が取引しやすそうに思いますが、やはりmonthly optionの方が流動性は高いものでしょうか?
お久しぶりです。また、アドバイスをいただければと思い、コメントすることにしました。
カバードコールについて、ご回答いただき、多少は知識も付いたので、いざ米国株でカバードコール!と思ったのですが、
日本国内ではデリバティブの損益は総合課税のため、納税のシミュレーションすると、デリバティブでの利益の大半を税額のアップ分でもっていかれてしまいます。
デリバティブでの利益に関して、税額を少しでも減らす知恵やテクニックみたいなものがあったら、アドバイスをお願いできれば幸いです。
残念ながら私もあまり税金の知識は豊富でないので、お勧めのテクニックはないんですよね。
税金に関してはプロに相談をしてもらうのが一番かと思います。
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