2020年9月26日土曜日

すかいらーくホールディングス(3197)の株主優待制度が改悪

 

すかいらーくホールディングス(3197)の株主優待制度が改悪


すかいらーくホールディングス(3197)の株主優待制度が改悪されました。

9月10日に株主優待制度の変更を発表し、株価が大幅下落しました。

今までは、
  • 最低単元の100株保有の株主に年間6000円
  • 300株になるとそれが2万円
  • 500株では3万3000円分
  • 1000株以上では6万9000円分
の食事ができる優待カードが優待で、ガスト、バーミヤン、ジョナサン、夢庵など、多数の系列チェーンで利用できました。

今回の改悪は
  • 100株では年間で4000円分
  • 300株以上で1万円
  • 500株以上は1万6000円
  • 1000株以上は3万4000円
と、額面が半額以下になってます。この発表を受けて、翌11日の同社の株価は大幅下落し、前日比9.68%安の1521円で取引を終えました。

ここの株主優待は太っ腹で個人投資家にも人気でした。ガスト、バーミヤン、ジョナサン、夢庵など、多数の系列チェーンで利用でき使い勝手が抜群なところは便利な優待だと思います。(この改悪、優待投資家には結構厳しいと思います・・・。)

ちなみに、8月に発表した中間決算で前年同期比で25%もの減収と180億円もの営業赤字を計上していますし、株主優待をばらまく余力がなくなってきているのでしょう。

株主優待は投資の楽しみの一つですが、業績が悪くなれば配当よりも先に改悪される可能性があることは覚悟しておいた方がいいと思います。


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