目次
- インベスコ・パワーシェアーズのPFAとPXFを比較
- PFAの概要
- PXFの概要
- インテリジェント・インデックスについて
- PFAの特徴 メリットとデメリット
- PXFの特徴 メリットとデメリット
- まとめ
- 一覧表
インベスコ・パワーシェアーズのPFAとPXFを比較
インベスコ・パワーシェアーズが提供するインテリジェント・インデックスのPFAとPXFを比較してみました。(楽天証券で購入可能)
具体的かつ、超簡潔に説明すると、低PER、低PBR、等の要素を加味して優れたリターンを目指すという意味です。
指数の説明が本記事の目的ではないので、この辺で割愛します。
- PFA:PowerShares Dynamic Developed International Opportunities Portfolio
- PXF:PowerShares FTSE RAFI Developed Markets ex- U.S.Portfolio
PFAの概要
英語名:PowerShares Dynamic Developed International Opportunities Portfolio
日本語名:パワーシェアーズ・ダイナミック・世界先進国オポチュニティーズ・ポートフォリオ(PFA)
QSG 世界先進国オポチュニティーズ指数の株価・配当利回りの実績に連動する投資成果を目指すファンドになります。
ファンドは、通常は資産の90%以上を、QSG 世界先進国オポチュニティーズ指数の構成株式および構成株式を裏付けとする米国預託証券(ADR)に投資する設計となっています。
PXFの概要
英語名:PowerShares FTSE RAFI Developed Markets ex- U.S.Portfolio
日本語名:パワーシェアーズ FTSE RAFI 先進国市場(米国を除く)ポートフォリオ
パワーシェアーズ FTSE RAFI 先進国市場(米国を除く)ポートフォリオは、FTSE RAFI 先進国(除く米国)指数の株価・配当利回りの実績に連動する投資成果を目指すファンドになります。
ファンドは、通常は資産の90%以上を、FTSE RAFI 先進国(除く米国)指数の構成株式および構成株式を裏付けとする米国預託証券(ADR)に投資する設計となっています。
インテリジェント・インデックスについて
楽天証券のHPによると
連動を目指す指数の構成比率を時価総額ベースではなく、インデックスの提供を行う会社が企業のファンダメンタルズ等を基に独自の手法を用いて、マーケットインデックス+アルファが期待できる「インテリジェント・インデックス」を組成し、インベスコ・パワーシェアーズがそのインデックスとの連動を目指して運用をおこないます。要約すると、 インベスコ・パワーシェアーズが独自の基準でフィルターをかけて単純な指数にアウトパフォームするようにしたインデックスというところでしょうか。
指数との連動を目指すパッシブ運用ながら、アクティブ運用の特性をあわせ持つ特徴が魅力です。投資家は、一般的なアクティブ型投資信託よりも低コストで、マーケット+アルファのETFに投資をすることができます。
具体的かつ、超簡潔に説明すると、低PER、低PBR、等の要素を加味して優れたリターンを目指すという意味です。
指数の説明が本記事の目的ではないので、この辺で割愛します。
PFAの特徴 メリットとデメリット
- ○:構成銘柄はバリュー銘柄が多く、中小型バリューを多く含む
- ○:PXFよりもバックテストのリターンが良い
- ×:保有銘柄が249銘柄と少ない
- ×:リバランスが年4回ありコストがかかると考えられる
中小バリュー株に投資をしつつ積極的にリバランスをしながらリターンを狙うETFになっています。
PXFの特徴 メリットとデメリット
- ○:保有銘柄が1021銘柄と多い
- ○:リバランスが年1回でコストがPFAよりも低い
- ×:構成銘柄が大型バリューであり、 中小型バリュー銘柄が少ない
- ×:バックテストがPFAよりも悪い
大型バリューを中心に回転数を抑えてリターンを狙くETFとなっています。
まとめ
「PFA」は、中小バリュー株を含み銘柄を選択し、リバランスの回数も多くよりアクティブにリターンを狙ってゆく商品設計となっています。
「PXF」は、大型バリュー銘柄を中心に幅広く分散しリバランスの回数を抑えた商品設計となっています。
PFAのバックテストのリターンが良いのは、中小バリュー株を保有していることによる影響が大きいのではないかと思います。
長期では小型株効果、バリュー株効果に期待できるPFAの方が面白そうだなと感じています。
PFAのバックテストのリターンが良いのは、中小バリュー株を保有していることによる影響が大きいのではないかと思います。
長期では小型株効果、バリュー株効果に期待できるPFAの方が面白そうだなと感じています。
一覧表
シリーズ | Dynamic | FTSE RAFI |
ティッカー | PFA | PXF |
大型成長株 | 14.58% | 27.01% |
大型バリュー株 | 36.63% | 59.46% |
中型成長株 | 12.28% | 3.64% |
中型バリュー株 | 28.88% | 8.77% |
小型成長株 | 1.36% | 0.23% |
小型バリュー株 | 5.43% | 0.30% |
その他 | 0.84% | 0.59% |
バリュー | 70.94% | 68.53% |
成長 | 28.22% | 30.88% |
その他 | 0.84% | 0.59% |
大型 | 51.21% | 86.47% |
中型 | 41.16% | 12.41% |
小型 | 6.79% | 0.53% |
その他 | 0.84% | 0.59% |
年間調整回数 | 4 | 1 |
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