- フロンティア市場ETF「Claymore/BNY Mellon Frontier Markets ETF(FRN)」について
- 取引所
- 費用(フィー)
- ベンチマーク
- 対象地域
- 中東諸国
- アフリカ諸国
- 東欧諸国
- 旧連邦諸国
- 東南アジア
- 南米
- 感想
フロンティア市場ETF「Claymore/BNY Mellon Frontier Markets ETF(FRN)」について
フロンティア市場の株価指数に連動するETFである「BNY Mellon Frontier Markets ETF」について調べてみました。
取引所
- ニューヨーク証券取引所アーカ
費用(フィー)
- 年間経費率: 0.65%
ベンチマーク
- ベンチマーク:ニューヨーク・メロン銀行が開発したフロンティア市場の代表的な株価指数ニューフロンティアDR指数
対象地域
- 対象地域は、フロンティア市場の41カ国(バーレーン、ヨルダン、クウェートなどの中東諸国。ケニア、ナイジェリア、ジンバブエなどのアフリカ諸国。クロアチア、ブルガリア、チェコなどの東欧諸国。ウクライナなどの旧連邦諸国、東南アジアや南米。)
中東諸国
- バーレーン
- ヨルダン
- クウェート
- モロッコ
- エジプト
- レバノン
- オマーン
アフリカ諸国
- ケニア
- ナイジェリア
- ジンバブエ
東欧諸国
- クロアチア
- ブルガリア
- チェコ
- ルーマニア
- ポーランド
旧連邦諸国
- ウクライナ
- カザフスタン
東南アジア
- パキスタン
- ベトナム
南米
- チリ
- ペルー
- アルゼンチン
- パナマ
感想
中東諸国、アフリカ、東欧、旧ソ連邦諸国、東南アジア、南米にわたる、たくさんの国々を網羅しています。組み入れ国は 41ヶ国 にも及んでいます。
フロンティア・マーケットということで、、エマージング・マーケットよりも更に小さい開発途上国の国々を指しています。
先進国と異なり、発展は進んでおらず、かなり初期の段階となっています。また、国によって発展の度合いもまちまちです。
特に、市場の透明度、法制度の確立、コーポレート・ガバナンス(企業統治)、政治的安定性などの分野において未成熟でリスクも様々かつ高くなっています。
一つ一つの国々の株式市場はリスクも高いと思いますが、ここまでしっかりと分散がされていれば、固有のリスクはかなり薄まっていると考えられます。それぞれの国のリスクが高いからこそ、ここまでしっかりと分散を効かせているのでしょう。
最近は原油高の影響もあり株式市場は全体的に軟調ですが、このような時こそ先進国などと相関関係の低いと思われるフロンティア市場に投資をするのは面白いのではないかと思います。
今後、バリュエーションやETFの純資産高などを考慮して投資を検討していきたいと考えています。
以下はニュースになります。
以下はニュースになります。
米ETF提供会社クレイモア、フロンティア市場の株式ETFをローンチ
2008.06.13
米ETFプロバイダーのクレイモア証券は13日、次世代の新興市場と位置づけられているフロンティア市場の株価指数に連動するETFを電子証券取引所NYSEアーカに上場したと発表した。
同ETFは、「Claymore/BNY Mellon Frontier Markets ETF(FRN)」で、米国市場では最初のフロンティアETFとなる。同ETFは、ニューヨーク・メロン銀行が開発したフロンティア市場の代表的な株価指数ニューフロンティアDR指数をベンチマークとする。
同指数は、中国やインド、ブラジル、ロシアのBRICS(ブリックス)と呼ばれる成長が著しい新興市場国以外で、さらに発展途上にあるフロンティア市場の41カ国で事業展開している時価総額1億ドル以上の企業の株価をカバーしている。
同ETFが対象とするフロンティア市場国は、バーレーンやヨルダン、クウェートなどの中東諸国を始め、ケニアやナイジェリア、ジンバブエなどのアフリカ諸国、クロアチアやブルガリア、チェコなどの東欧諸国、ウクライナなどの旧連邦諸国、東南アジアや南米と多岐にわたる。
クレイモア証券のETFグループの責任者、クリスチャン・マグーン氏は、「フロンティア市場は、先進国や新興国市場との相関性が低いため、投資家に魅力的な投資効率を提供することが可能だ」と話している。
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