2012年10月8日月曜日

「急騰株はコンビニで探せ」 オプションの買い戦略の紹介

日本語で実際のオプション取引を解説した本は少ないのです。
最近、オプション取引の説明がある本を見つけたので紹介します。

ちなみに、”オプションの買い”についての説明です。
私はオプションの売り(カバードコール)をメインにしていますが、買いも面白そうだと思っているので紹介します。

急騰株はコンビニで探せ 世界一のアマチュア投資家が[プロにはできないけどあなたにはできる投資術]教えます。
クリス・カミロ (著), 山田美明 (翻訳) 

内容紹介
プロは何もわかっちゃいない! 「情報の鞘取り」でウォール街を出し抜け!
専門知識を持たず、業界経験もなく、経済新聞すら読まない男が、たった300ドルから投資を始め、独力で200万ドル稼いだ。ウォール街の“プロ"たちを出し抜いて大きな成功を収めた、個人投資家だからこそできる「情報の鞘取り」とは?そして、男の成功から学ぶ個人投資家の極意とは?
内容紹介からわかるようにグロース株というか急騰株を探すというのがコンセプトの本です、なので本書で紹介されているオプションの利用も”買い”戦略を推奨しています。
P231
株式オプションを利用した投資では、行使価格や行使期間満了にかかわらず、すべてを失う可能性があることを肝に銘じておくべきだろう。すべてとは、オプション契約購入時に支払った資金すべてという意味である。
上記のようにオプションのリスクが高いことはきちんと説明されています。良心的ですね。
P231
株式オプションと聞くと、~複雑な金融商品に思えるかもしれない。しかし、十分に理解して適切に利用すれば、きわめて簡単なレバレッジ投資ツールとして、小規模投資家の右腕となってくれることだろう。
上記のように、オプションの買い戦略はレバレッジがかかるため、少ない資金・小さい値動きでも大きく儲けられる点がメリットであると解説しています。
確かに、レバレッジがかかるのは”オプションの買い”の魅力ではあります。(リスクが高いデメリットと表裏一体ですが・・・)
P218
私は、~。”イン・ザ・マネー”のコールオプション契約しか購入しない。つまり、行使価格が当該企業の現行株価より低い契約である。実際にコールオプション契約を購入する時には、投資しようとしている企業の現行株価以下の行使価格のうち、もっとも高い行使価格のものを買うようにしている。
上記のように、具体的に行使価格の解説がある点も参考になります。
P218
たとえば、11ドルの株式に対するコールオプション契約の行使価格として、5.00ドル、7.50ドル、10.00ドル、12.50ドル、15.00ドルが提示されていたとしよう。この場合、わたしなら10.00ドルの行使価格のオプション契約を購入する。~。このようにリスクを考慮して中庸をとったとしても、たいていは購買力を5~10倍に増加させることができる。その結果、株式を購入する場合より5~10倍も多くの投資収益を上げることが可能になる。
上記のように、さらに具体例を挙げた解説があります。
著者は、”イン・ザ・マネー”の買いを推奨しています。確かに”買い”であれば”イン・ザ・マネー”の方が合理的でしょう。
ちなみに、オプションの売りは”アウト・オブ・ザ・マネー”が有利です・・・。
売り手と買い手の利益は一致しないんですね。(笑)

という感じで、
具体例をあげて、オプションの買い戦略の説明があります。
また、”アウト・オブ・ザ・マネー”、”イン・ザ・マネー”の簡単な解説もあるのでオプション取引を初めから勉強したい人にもお勧めできます。

ちなみに、オプション取引の解説はP194~231までです。
本全体から見るとボリュームは少ないのですが、そもそも日本語でオプション取引を紹介している本自体が少ないのですのでしょうがないですね。

他に日本語でオプション取引を紹介している本として、
【本の紹介】【オプション】「となりのバフェットがやっている凄い投資」はバリュー投資とカバード・コールの組合せを紹介した良書
があります。
となりのバフェットがやっている凄い投資

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