ドルの崩壊と資産の運用―通貨制度の崩壊がもたらすもの ジェームス ターク
金投資を考えているなら、そこそこ面白いと思います。
結論は、タイトルとおりで「ドルが崩壊するから金を買いなさい」という内容になります。
著者の主張に全面的に賛同はできませんが、内容はそこそこしっかりとしています。
かなり断定的で不安を煽るような書き方ですが、金投資の考え方を勉強するという点では参考になります。
金の歴史、金本位制の歴史について要点を押さえて解説してある点も良いですね。
銀への投資についても詳しい解説があり、こちらは今まであまり読んだことがなかったので面白かったです。
銀への投資も相場観があるのであれば有望かもしれません。銀の供給は減っているようです。
プラチナ・パラジュウムに関する解説も少しだけあります。このあたりの解説は珍しいですね。
ちなみに、金鉱山株への投資の説明もあります。
また、アメリカ住宅はバブルだと結論しており、丁度サブプライムローン問題の直前に書かれている本なので予想は的中しています。(まあ、多くの人がアメリカの住宅市場はバルブだと言ってましたが・・・。)
全体的にアメリカに住んでいる人向けに書かれているので、日本での投資環境に合わない記述があります。
アメリカでの金の延棒の買い方などの解説は日本では役にたたないでしょう。
<関連投稿>
・山崎元氏の金投資へのアドバイスを紹介
・「有事の金」とは、金を売って急場をしのぐという意味
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・金ETFでカバードコールをするETN 「Credit Suisse Lists Covered-Call Gold ETN」
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