目次
12銘柄で1ポジション8%
結論から書くと、- 12銘柄で1ポジション8%
色々な本を読んだりして勉強をしてきましたが、この銘柄数とポジジョンが個人的には一番しっくりときます。
メリットは、
- 12銘柄に分散すれば、しっかりと分散投資の効果がありリスクが低下する
- 1株のポジションを8%程度におさえると、大幅に値下がりした場合もリカバリーが可能、楽である
- 12銘程度なら保有株のフォローがしやすい
12銘柄である理由
12銘柄である理由は、1銘柄のポジションが8%というところからきています。- 100%÷8%=12.5
人によっては、16~20銘柄を推奨していたりします。
10銘柄以上が多いですが、推奨している銘柄数にはバラつきがあることが多いです。
分散投資を強くすすめる人は、20銘柄以上とアドバイスをしたりしています。
リスクを低く抑えたいという人は20銘柄程度を保有してもいいかもしれません。
集中投資を強くすすめる人は、10銘柄以下とアドバイスをしたりしています。
集中すればするほど、予想が当たった時のリターンは高くなりますが、失敗した時のリスクは高くなります。
個人的には、分散しすぎず集中しすぎない銘柄数として、12銘柄前後がベターだと思っています。
1ポジション8%である理由
多くの投資家は、株式に期待するリターンをある程度事前に決めています。
私の場合は、株式への期待リターンは5%程度を期待しています。
期待リターンがこれくらいないと、リスクをとって株式に投資をしている意味がありまっせん。
期待リターンがこれくらいないと、リスクをとって株式に投資をしている意味がありまっせん。
ちなみに、5%のリターンで複利運用をすると、約14年で資産が倍になる計算となります。「1,000万円を運用して2,000万となる」「2,000万を運用して4,000万となる」と考えると、結構インパクトのある数字だと思います。
過去から考えると、株式からの長期のリターンは4~6%位は期待できると思います。
そこから逆算すると、1ポジションンを8%したときに、最悪大きく株価が値下がりしてもリカバーが楽で、バランスが良い数字となります。
しっかりと業種を分散していてれば、8%のポジションが大きく値下がりしても、そのほかの銘柄でカバーをできる可能性が高いと思います。
優良な大企業に投資をしておけば、倒産する確率は低くなります。
8%のポジションが大きく値下がりして4%になったとしても、そのほかの銘柄や配当から4%を補完するのはそんなに大変ではありません。
8%のポジションが大きく値下がりして4%になったとしても、そのほかの銘柄や配当から4%を補完するのはそんなに大変ではありません。
逆に、1ポジションの比重が大きすぎる場合は、そのポジションが大きく値下がりした場合にリカバーするのが大変になります。
例えば、1銘柄で20%のポジションを持っていて、株価が半額になった場合に、その値下がりをそのほかの銘柄の値上がりや配当でリカバーするのは、かなり大変です。他の銘柄で大当たりを引かないとなりません。
分散しすぎても効果が薄れる
巷では分散投資が推奨されていますし、大切だと思いますが、分散しすぎると分散投資の効果が薄れるので注意が必要です。
だいたい、20銘柄を超えたあたりから一気に分散投資の効果が落ちると言われています。
20銘柄以上に分散をするのであれば、シンプルにTOPIXなどのETFを購入した方が合理的です、素直にETFを利用した方がいいでしょう。
折角、インデックスを利用しないで個別銘柄投資をするのであれば、ポートフォリオに多少のアクセントを加えた方が面白いと思います。
あえて個別株への投資をしているのは、積極的にリスクをとってリターンを追及しているのであり、あまりに分散投資をしすぎると個別株へ投資をしている意味や旨味が薄れてしまいます。
具体的には、リスクは高いが大きく儲かる株を組み入れる、高配当銘柄を組み入れる等々。
業種も分散すること
当然ですが、業種を分散することは必須です。
12銘柄に分散したといって、全て製薬会社の株だったり、自動車関連の株では分散投資にはなりません。
幅広い業種に分散をすることが大切です。
山崎氏の本はで、個別株について多少の解説があります。(山崎氏はインデックスファンドの利用を推奨しています。)
古い本かつ、少し専門的ですが、ポートフォリオの構築などについて詳しい解説があります。
おすすめの本
山崎氏の本はで、個別株について多少の解説があります。(山崎氏はインデックスファンドの利用を推奨しています。)
古い本かつ、少し専門的ですが、ポートフォリオの構築などについて詳しい解説があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿