目次
- バリュー株は低PBRのボロ株
- バリュー株=低PBR
- バリュー株=低PBRはボロ株が多い
- バリュー株は長期投資といわれるが
- バリュー株は短期投資が成功
- 実際にはリターンが上がるまで時間が必要
- まとめ
バリュー株は低PBRのボロ株
一般的に、バリュー株は市場で不人気のボロ株になります。業績が優良なバリュー株や、市場で人気のあるバリュー株というのは本来はありえません。
不人気のボロ株だからバリュー株なのです。
バリュー株=低PBR
定量的にはバリュー株の定義はPBRが低い株になります。「PERが低い」や「配当が高い」などの要素もありますが、基本的にはバリュー株=低PBRになります。
その企業が属している業界にもよりますが、一般的にはPBRが1倍以下というのが一つの指標になります。
当然、設備投資が多い業界で不人気の株はPBRが低くまりますし。設備投資が多くない業界の不人気株は相対的にPBRが高かったりします。同業他社との比較は必須です。
バリュー株=低PBRはボロ株が多い
バリュー株=低PBRはボロ株が多くなります。要は、業績が低迷していて不人気な株が低PBRになるので、結果的に投資を躊躇したくなるような、業績の良くない株が多くなります。
そもそも、バリュー投資とは必要以上に売り込まれたバリュー株が市場に再評価されるのを待つ投資法です。
バリュー株は長期投資といわれるが
結果的に低いPBRが改善されるのに時間がかかるだけであり、長期投資が必要というわけでもありません。むしろ、短期で低PBRが改善された方がリターンが向上するので、バリュー株投資は短期で値上がりした方が成功になります。
ただ、PBRの改善には時間を要することが多いので、結果的にバリュー投資は長期的な投資になることがほとんどです。
バリュー株は短期投資が成功
バリュー株は不人気が改善されて、低PBRが解消されたら売り時です。バリュー株が市場に再評価されて人気が出てきたらそこで投資は終了です。売却をして他のバリュー株(不人気株に乗り換えます。)
当然、短期間でリターンが上がる方が資金効率が上がるので、短期で投資が成功出来たらベストです。
実際にはリターンが上がるまで時間が必要
そうはいっても、PBRの改善には時間を要することが多いです。そもそもPBRは簿価にもとづく指標なので、短期間での変動は少ないです。今まで不人気だったかぶがそんな短期間で人気株になることはあまりありません。
まとめ
「業績が低迷してい不人気のPBRが1倍以下の銘柄を保有して、業績が回復して割高になったら売る」というのが基本方針です。短期で割安が解消されれば大成功ですが、気長に忍耐強く業績が回復するのを待つ必要があります。
また、PERやPBRの低い企業への投資の収益率が高かったのは、収益の質(ROA、ROEなど)が改善したことよりも、必要以上に売り込まれたバリュー株が市場に再評価される要素の方が強いと言われています。
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