2017年4月12日水曜日

小松製作所 (6301)のPER・PBR・配当利回り



目次
  • 小松製作所(6301)について
  • シクリカル銘柄(景気敏感株)
  • PER・PBR・配当利回り
  • 単純にPERを使うのは要注意

小松製作所(6301)について


小松製作所(6301)は定期的にウォッチしている興味のある銘柄です。
コモディティー価格に大きく影響はされますが、業界としては新規参入があまりないオールドエコノミーな株です。


シクリカル銘柄(景気敏感株)


典型的な、シクリカル銘柄(景気敏感株)です。
株価も市況によって割安になることが多いので、気長に待っていると買いのタイミングはそれなりにあります。
シクリカル銘柄は、市況により割安に購入できるチャンスがあるので好きです。

また、コマツは商品市場に大きく左右されるビジネスモデルなのに、安定的に利益を上げて配当を継続している点は凄いです、優良な会社だと思います。


PER・PBR・配当利回り

  • PER:28.87倍
  • 予想EPS:97.7円
  • PBR:1.86倍
  • 配当利回り:2.06%
  • 予想1株配当:58円
2016年3月の実績EPSは145.8円、2017年3月の予想EPSは97.7円、と過年度と比較して大幅に下がっているので予想PERが28.87倍と高くなっています。

このような場合は、PERを手掛かりにして投資をするよりも、配当利回りを手掛かりに投資を検討するのが良いと思います。

私は配当利回りが3%台になったら是非投資をしたいです。

今後の業績を予想をすることはかなり困難なので、業績の予想はできないと考えています。

業績の予想をしないで、長期で保有をして配当を再投資する株と考えています。
そうすれば、業績が悪くて割安な時期に仕込んで、市況の回復を待つという戦略がとれます。


単純にPERを使うのは要注意


また、コマツは典型的なシクリカル銘柄(景気敏感株)なので、素直にPERを使いにくいというのが難しい点です。

PERが高い時に買い、PERが低くなったら売るという方法もあることを頭に入れておいた方が良いでしょう。(←景気敏感株への投資方法)

単純なPERの高低よりも、PBR、配当利回り、長期でのEPSの水準を総合的に見るのが有効でしょう。


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