2012年8月6日月曜日

キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)とは

キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)とは、
現金(キャッシュ)を保有しつつ、保有している現金内のプットの売りをするポジションになります。

具体的には、
現金100万円を保有している場合に、マイクロソフト株を100万円分売る権利を売るポジションになります。

要するに、特定の価格でマイクロソフト株を強制定期に買わされる権利を売ることで、プレミアムを得るポジションになります。

ちなみに、「キャッシュ・セキュアード・プット」は「PUT」のこと。CBOEサイトで「PUT」インデックスが紹介されていますが、キャッシュ・セキュアード・プットのことです。

過去のパフォーマンスを見る限り、キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)の方がカバードコール(Covered Call)よりもリターンが優れています。

キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)とカバードコール(Covered Call)は同じ損益図になります。株価が上がっても利益は一定、株価が下がったら損失無限大です。文章で表現すると、共に魅力がない戦略のように感じますが、実際には現物の株式と現金でリスクをヘッジしているので損失が無限大になる確率は低いでしょう。
「ダイム・ディケイによりオプションのプレミアムは確実に下がる」のとあわせて「オプションの権利が行使される確率が低い」ということで、オプションの売りは高い確率で低い利益となり、低い確率で大幅な損失となります。

注意点として、プット・オプション(put option)の方がコール・オプション(call option)よりも流動性が低いので、ローリング(ポジションの調整)をする際に希望の価格で約定しないことあります。取引をしていても、明らかにプットとコールでは流動性・約定に違いを感じます。

また、トレーディングでオプションプレミアムを稼ぐスタイルの運用では、キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)の方が向いていると思います。ポジションを解消するさいの手数料や手間がカバード・コール(Covered Call)よりも簡単です。
キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)のポジションを清算するためにはプットを買戻す(buy close)だけです。しかし、カバード・コール(Covered Call)の場合はコールを買戻す(buy close)取引し、その後に原資産の株式を売却する必要があります。
その分、取引回数が多くなり手数料も多くかかるうえに、原資産を保有していることによりリスクも増します。

カバードコール(Covered Call)の解説は日本語で多数見かけますが、キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)についての解説は少ないですね。

上記の内容はHPにもまとめています「カバード・コールの始め方」。

<参考にしている本>

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