インデック投資+カバードコールとキャッシュセキュアードプットは自信過剰に陥らない投資方だと思います。
上げ相場でも不要なリスクを取らないでコツコツと安定したリターンを継続する投資法です。
私の考えでは、相場にある程度長くとどまり、大損をしなければどんな投資法でもそこそこリターンは上がると思っています。
グロースでもバリューでもテクニカルでも、しっかりリスクをコントロールして、性格にあった投資方法を継続していれば大勝はしなくてもそれなりにリターンは上がるでしょう。
一番危険なのは、リスクを無視した大きな賭けをして市場から退場させられる場合です。
そう考えると、「インデック投資+カバードコールとキャッシュセキュアードプット」は機械的な投資方法なのでリスクをコントロールすることが簡単で自信過剰になりにくい投資方だと思います。
メジャーなETF(または現金)を保有して、機械的に2%ほどアウトオブザマネー(OTM)のオプションを売ることをコツコツと続けるだけです。
取引自体は機械的なので、相場を予想する必要もありません。
オプションの取引(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)は、トレーディングの考え方と相性がいいです。
個人的には投資も投機も、トレーディングもインベストも同じだと思っているのですが、世の中では区別されていることが多いです。
トレーディング関連の本の考え方が参考になります。
伝説のトレーダー集団 タートル流投資の魔術
カーティス・フェイス
「未来を予測しない。現在における確率で考える。」
「エッジ(正の期待値=優位性)のあるシステムを使うこと」
「損失はビジネス上の経費であって、取引上のミスや決断に誤りがあったことを示すものではない。」
などなど、非常に参考になる指摘があります。
参考にした本
<関連投稿>
・カバードコール(キャッシュセキュアードプット)と高配当銘柄の組み合わせ
・オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)
・【オプション】Covered Call(カバード・コール)って、最低投資額はいくら?いくら儲かるの?リターンは?
・カバードコール(Covered Call)とは
・オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)
・プット・オプション(Put option)のデメリット・マイナス点
・カバード・コールのまとめ
・カバード・コール関連の本
<関連サイト>
・マッタリ バリュー投資とカバード・コール(オプション戦略)
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