先週、ポートフォリオを大幅に変更し、個別株を全て売却しました。
これで私のポートフォリオはETFのみとなりました。
ある意味、夢がなくなり、投資リターンの上限もほとんど想像ができる範囲に限定されます。
例えば、BPを保有している場合、原油価格が大幅に上昇して一気に業績が回復すれば、株価が2倍になることはあり得ます。
対して、IWMが数ヶ月で2倍になることは想像できません・・・。
個別株で運用している場合、大きく上昇する銘柄を保有していればリターンの上限が決まっておらず、夢・希望があります。宝くじ的な要素もあり、ワクワクします。
それに比べ、広く分散しているETFでは、ほとんどリターンの上限が決まっています。長期的に見れば5%位に落ち着くでしょう。(瞬間的に大幅に上下することはあると思いますが、長期的にリターンは平準化されます。)
私のポートフォリオは、
VB Vanguard Small-Cap Index Fund
IWM iShares Russell 2000 Index
VGK Vanguard FTSE Europe ETF
EFA iShares MSCI EAFE Index Fund
VWO Vanguard Emerging Markets Stock Index Fd
EEM iShares MSCI Emerging Markets Indx
XLV Health Care SPDR
で構成されています。
どれも分散が効いたメジャーなETFなので、個別株のような爆発的なリターンは期待できません。
まあ、失敗もしにくいんですけれど。
命の次に大切なお金を運用しているという意味で、大幅に損をしない運用をするというのは大切なことだと思います。
(あまりに損失が大きいとポートフォリオを立て直すのにも時間がかかりますし、人生設計を変更する必要すら出てきます。)
ちなみに、リターンの上限は限られるけれど、安定した収益が期待できるという意味では、カバードコールやキャッシュセキュアードプットも同じですね。
原則、デリバティブのショートは、「収益が限定&損失が無限大」という特性があります。
そう考えると、「売り」よりも「買い」の方が夢があります。原則、ロングポジションは「収益が無限大&損失が限定」です。
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