2017年9月30日土曜日

イートロンでは仮想通貨にレバレッジをかけたCFD(差金決済)取引ができる


イートロンでは仮想通貨にレバレッジをかけたCFD(差金決済)取引ができる

イートロンでは仮想通貨にレバレッジをかけたCFD(差金決済)取引ができるそうです。

イートロンは、キプロスの営業免許と英金融行動監視機構(FCA)の認可を得ている証券会社です。2007年に創業し株式と通貨、その他の証券をあつかっていたそうですが、2014年にビットコインを扱いの対象に加え、2017年2月からはその他の仮想通貨にも取引を拡大させているそうです。

仮想通貨にレバレッジをかけたデリバティブ取引という時点でかなり危険な香りがします。

あまりに高リスクなので私はやる気はしませんが・・・。

仮想通貨(ビットコイン)の値動きは激しい上に、さらにレバレッジをかけるなんて正気ではないですね~。

想定と逆の方向に動いたら一発退場で再起不能になる確率が高そうです。

CFDは取引所では売買されず総じて流動性が低い。レバレッジを効かせているため投資家の損失は巨額になり得る。米国はリテール投資家によるCFD取引の大部分を禁止しているが、欧州ではこの商品のリスクへの対応が始まったばかり。
しっかりとリスクを認識したうえで、金額を決めて、純粋なギャンブルとしてチャレンジしないとダメですね。

もしも運よく上手くトレーディングができればかなり儲かりそうではありますが。

2017年9月29日金曜日

長期的には株に超強気


長期的には株に超強気

私は長期的に株に超強気、ポートフォリオは株がほぼ100%です。

長期間、しっかりと分散をして株に投資をすれば5%以上のリターンを得られると考えています。(証券市場の真実―101年間の目撃録

少し金のポジションもとっていますが、これは市場が調整したときに株を買うための資金です。

基本的には長期で運用して株のボラティリティーはノーガードというスタイルです。

という投稿を書いたりしていますが、
  • 割高=売却
ではありません。
  • 割高=慎重に投資(追加投資はよく考えて)

という考え方です。

米国株式は安定して右肩上がり

それなりに下落相場があるとは思いますが、基本的にアメリカ株は右肩上がりだと思います。
アメリカン・センチュリー・インベストメンツのリッチ・ワイス最高投資責任者(CIO)は「2000年代初期や08年にも、多くの市場専門家から『年10%の株式リターンの時代は終わった』という声が上がったものだ。株式は常に投資家に報いてきたが、08年の急落にもかかわらず年率7、8%の高リターンを残した。万歳」と述べた。
マーケットタイミングを読むのは不可能なので、多少割高だと思っても逃げ出さないでホールドをしたほうがいいと思います。特にアメリカ株についてはそう考えています。

新興国株式もこれからだ

 個人的な考え方ですが、新興国の株式だってこれから上がると思います。

リーマンショックで水をさされましたが、リーマン以前はこれから新興国がどんどん台頭するという雰囲気でした。

世界経済は安定的に5%程度、コンスタントに成長しています。

「靴磨きおじさん」のブログで分かりやすいグラフが紹介されています。

それによると先進国のリターンは6.8%
新興国のリターンは驚くべきことに10.2%です
これだけ見ると、流行りの「新興国不要論」ならぬ「先進国不要論」者が出てこないのがぼくには不思議なのですが・・・

安定的に右肩上がりのアメリカ市場と、変動は大きいが大きなリターンが望める新興国だと思っています。

仮に新興国が大きく上昇をしなくても、割安に放置をされていればそれだけ追加投資の効率が上がります。配当再投資を行えば、リターンにアクセルがつきます。

アメリカを外すのは悪手ですが、新興国のポジションが低いのももったいないと思います。

そう考えると、戦略的に先進国を外すというのはありかもしれません。(私はVGKでヨーロッパを保有しているんですけどね。)

2017年9月28日木曜日

VB、VGK、VWOから配当金が入る


VB、VGK、VWOから配当金が入る

9/26にVB、VGK、VWOからの配当金が入金されました。

VB、VGK、VWOは私の資産運用の主力商品、コア銘柄になります。
  • アメリカ : VB Vanguard Small-Cap
  • 先進国 : VGK Vanguard European
  • 新興国 : VWO Vanguard Emerging Markets
アメリカ(VB)、先進国(VGK)、新興国(VWO)に投資をするETFです。

アメリカ(VB)、先進国(VGK)、新興国(VWO)を3等分で同じ割合を保つようにリバランスをしています。

今回、入金された配当金は少しの間プールをしてタイミングを見ながら一番値下がりしている資産に投入する予定です。

ちなみに、9月はVWOの配当金が最も多く入りました。

VB、VGK、VWOは四半期毎、3・6・9・12月の末に配当がありますが、ETFによりどの月の配当金が多いかは異なります。

VWOは6月と9月の配当金が多いことが多いです。

VBは9月と12月の配当金が多い傾向があります。

月により配当金の金額に差があることは押させておいた方がいいと思います。

VB(アメリカ小型株)の配当金を多くもらうことを目的とするならば、今回入金された配当金で12月末までにVBを購入するのが合理的だと思っています。

2017年9月27日水曜日

つみたてNISAの効果的な使い方 大きく値上がりが期待できる株を集中して購入 新興国インデックスファンドとか


つみたてNISAの効果的な使い方 大きく値上がりが期待できる株を集中して購入 新興国インデックスファンドとか


つみたてNISAの効果的な使い方ですが、ズバリ、大きく値上がりが期待できる株を集中して購入するのが合理的です。

大きく値上がりが期待できる資産クラスとして、
  • 新興国インデックスファンド
があります。

大きく値上がりが期待できる資産クラスですが、人によっては米国株だったりすると思います。投資家それぞれでどの資産を買うかは異なると思いますが、大切なのは期待値が高い資産を選ぶことです。

現時点で、将来一番値上りしそうであると思われる、最も期待値の高い資産を集中的に購入するのが判断としては正しいです。

折角、値上り益に対して課税がかからないので、期待値が低い債券に投資をしたりするのは合理的ではありません。

分散投資として債券へ投資したいのであれば、通常の口座を利用して投資をすべきです。税金がかからない貴重なつみたてNISA枠で債券に投資するのはもったいないです。

これと同じ考え方で、バランスファンドの投資をするのもあまりお勧めはできません。

ちなみに、私は今後20年間の運用期間を考えると、新興国の株式が最も値上がりするポテンシャルが大きいと思います。

5年程度の中期の投資期間では米国株や先進国の株式の方が安定したリターンがあると思いますが、20年間の長期であれば一度くらい新興国が大幅に上昇するタイミングがあると思っています。当然、大きく上昇したタイミングで売却です。

なので、2018年1月からはつみたてNISAを利用して「新興国インデックスファンド」に集中して投資をするつもりです。

関連投稿

2017年9月26日火曜日

つみたてNISA(積立NISA)で気になったことをSBI証券に聞いてみた


つみたてNISA(積立NISA)で気になったことをSBI証券に聞いてみた

つみたてNISAで気になったことをSBI証券に質問をしたのでメモします。
(私はSBI証券を利用しているので、他の証券会社では異なる回答かもしれません。また、現時点でつみたてNISAの詳細が判明していないので、今後変更があるかもしれません。)

つみたてNISA(積立NISA)はいつから始まる?

つみたてNISAは2018年1月1日から開始になります。






つみたてNISA(積立NISA)とNISAの併用は可能?

つみたてNISAとNISAの併用は不可能です。

どちらかを選ばないといけません。個人的にはつみたてNISAの方がいいかなと思います。
特に注意が必要なのは、現時点でNISAを利用している人です。現在NISAを利用していて2018年からつみたてNISAを利用したい人は、証券会社に書類を提出してNISAからつみたてNISAへの変更の手続きをしないといけません。
年により切り替わるので、2017年はNISA、2018年はつみたてNISAといった風に運用がされるようです。私は2018年につみたてNISAに切り替えるつもりです。

つみたてNISA(積立NISA)は複数のファンドを買うことができる?

つみたてNISAでは複数のファンドに投資、複数のファンドを買うことができます。

例えば、40万円の枠内で、20万円を外国株式インデックスファンド、20万円を日本株式インデックスファンドを購入するという運用もOKです。
当然、40万円以内であれば2ファンドでも3ファンドでもいくらでも投資ができます。
縛りは40万円の枠内ということですね。
後程書きますが、損益の通算ができない点には注意が必要です。

つみたてNISA(積立NISA)でETFに投資できる?

制度上はつみたてNISAでETFに投資ができるようですが、SBI証券では投資信託(ファンド)のみがつみたてNISAの対象となりETFはつみたてNISAの対象外だそうです。

なので、SBI証券で積立NISAを利用する投資家はETFに投資ができません。
つみたてNISAでバンガードのVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)に投資をできればと考えていたので少し残念です。

つみたてNISA(積立NISA)で損益の通算はできる?

つみたてNISAで損益の通算はできません。

例えば、40万円の枠内で、20万円を外国株式インデックスファンド、20万円を日本株式インデックスファンドに投資した場合で、外国株式インデックスファンドはプラス(利益)で日本株式インデックスファンドはマイナス(損失)だった場合でも、2つのファンドの損益は通算できません。これはNISAと同じ仕様ですが残念ですね。
これはつみたてNISAの大きなデメリットですね。

つみたてNISA(積立NISA)で引き出しに制限はある?






つみたてNISAでは、引き出しに制限はないのでいつでも引き出すことが可能です。

急にお金が必要になったときに柔軟に解約をして現金に換えることができるのはメリットですね。リレー投資につみたてNISAを利用するというのもありだと思います。

2017年9月25日月曜日

「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の国別の割合


「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」の国別の割合

ざっくりとした概要
  • 日本を除く主要先進国の株式に投資
  • MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動
要は、MSCIコクサイ・インデックスを基準とするインデックスファンドです。



国別の割合
  1. アメリカ
  2. イギリス
  3. フランス
  4. ドイツ
  5. カナダ
  6. スイス
  7. オーストラリア
  8. オランダ
  9. 香港

業種別の割合
  1. 金融
  2. 情報技術
  3. ヘルスケア
  4. 一般消費財・サービス
  5. 資本財・サービス
  6. 生活必需品
  7. エネルギー
  8. 素材
  9. 公益事業
  10. 不動産
  11. 電気通信サービス
「国別の割合」「業種別の割合」に文句があっても、それ以外の低コストなファンドの選択肢がないので、「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は投資を検討できる商品だと思います。
本ファンド以外に低コストで幅広く分散されたファンドを見つけるのは難しいですね。ETFを利用できれば低コストの運用はできますが、初心者にはハードルが高いです。

低コストで幅広く分散されています、NISA口座での保有にも向いています。

2017年9月24日日曜日

今のアメリカ市場は割高だと思う


今のアメリカ市場は割高だと思う

個人的に、今のアメリカ市場は割高だ思います。

色々なブログなどでもPERなどを使用して説明や解説がされているので、私は少し違う切り口で記事を書きます。
たぱぞう氏のブログは判りやすいですし、これが一般的な考え方だと思います。

歴史的に株式のリターンは5%前後

歴史的には株式のリターンは5%前後で安定しています。

詳しくはこの本に書かれています。

これは毎年コンスタントに5%を稼ぐということでなく、上昇と下落を繰り返しながら5%前後に落ち着くということです。

ここ数年のS&P500は好調過ぎる



右肩上がりのチャートです。リーマンショック以降、ひたすら右肩上がりです。



トータルリターンの表になります。

  • 1年:17.85
  • 3年:9.56
  • 5年:14.57
  • 10年:7.13
  • 設定来(2000年5月15日):5.00
1年のリターンは17.85%となっています。面白いことに設定来(2000年5月15日)は5.00%です。

長期の株式のリターンが5%前後と考えると、アメリカ株式がこのペースで上がり続けるには無理があります。

今後、多少の調整が必要だと思います。それがないと、大規模なバブルが発生してしまう可能性もあります。

そういっても、アメリカは超大国で投資に関する法整備も進んでいます、大暴落などはしないと思います。たぶん、多少の調整を伴いつつ、長期的にみて安定して5%程度のリターンを吐き出し続けるのではないでしょうか。

私個人は、アメリカに楽観も悲観もしておらず、幅広く分散してアメリカの株式を保有し続ければ、長期で見て5%~7%位のリターンを提供してくれるのではないかと思っています。


超大国で人口も豊富なアメリカは今後もそれなりのリターン(5%以上)を出してくれると思っています。


2017年9月23日土曜日

投資界の大物はビットコインに否定的 レイ・ダリオ氏やJPモルガンのダイモンCEO


投資界の大物はビットコインに否定的

投資界の大物はビットコインに否定的ですね。

ヘッジファンド運用会社、米ブリッジウォーター・アソシエーツのレイ・ダリオ氏、米銀JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)はビットコインが嫌いな様子です。(当然、バフェット氏なんかは更に否定的でしょう。)

私の大好きなレイ・ダリオ氏もビットコインをバブルだと断言しています。

CNBCのインタビューで「極めて投機的だ。投資家が考えているのは『より高い価格で売れるだろうか』ということだ。従ってこれはバブルだ」と述べた。
通貨であるためには次の2つが必須だとダリオ氏は言う。まず取引に利用可能であること、次に富を蓄える手段であることだと、同氏は説明した。
ダリオ氏は「ピットコインでは、それ自体であまり取引はできず、それほど簡便に使うことができない」と指摘。また「金と違ってボラティリティーが大きいことから、富を蓄える有効な手段でもない」と加えた。
その通りですね、現時点でビットコインに投資している大勢はこれからさらに値段が上がると目論んで投資をしています。

この考え方は、バブルにかなり近い考え方です。

他の発言では、米銀JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)のコメントも面白いですね。

ダイモンCEOはニューヨークでの投資家会議で、ビットコインは「良い終わり方はしないだろう」と述べ、バブルがはじけると予言。「これは詐欺」であり、最古のバブルと言われる17世紀オランダの「チューリップ球根より悪い」と指摘した。
  同CEOはその上で、JPモルガンのトレーダーがビットコイン取引を始めたとしたら、「即座に解雇するだろう。理由は2つだ。当行の規則に反する上に愚かであり、いずれも危険なことだ」と語った。
ダリオ氏と同じで、ビットコインをバブルだと断言しています。

個人的にも、現時点でのビットコインの価格はかなりバブル的だと思いますが、ブロックチェーンのテクノロジーは面白いと感じています。

少しでもビットコインのポジションを持っていると、ビットコイン関連の勉強に実が入るので、私は少しだけ保有をしています。(タダで手に入れることができます、タダで手に入れたビットコインで一攫千金

炎上芸で有名なイケダハヤト氏はビットコインに投資をしています。

イケダハヤト氏はビットコインに投資をして儲けているのか、「ビットコインに投資をするイケダハヤト」のブログのアフィリエイトで儲けているのか微妙ですが・・・。

それにしてもイケダハヤト氏の、素人が一攫千金を求めて何に群がるかを先読みする能力はピカ一ですね。


この、ビットコイン騒動をリアルタイムでエンターテイメントとして楽しめるのはラッキーですね。



2017年9月22日金曜日

インデックス投資のメリット 逃げ出しやすい


インデックス投資のメリット 逃げ出しやすい

インデックス投資のメリットで、「逃げ出しやすい」「撤退しやすい」点があります。

投資をしていると間違ったなと思うことや、急にお金が必要になることがあります。

自分は長期投資だから途中で売却はしないと思っていても、思いのほか考えがかわったり、急にお金が必要になることはあるもんです。

「売却をしない!」という精神論よりも、売却をしても大丈夫な投資をする方がリラックスして投資ができます。

メリット
  • 資産を売却しやすい
  • インデックスは分散が効いているので比較的プラスになりやすい
流動性が高いインデックスファンドであれば売却が簡単です。

また、「インデックスは分散が効いているので比較的プラスになりやすい」のも大きなメリットです。

ドルコスト平均法やバリュー平均法で積立運用をしていると、思いのほかキャピタルゲインが貯まっていて損益がプラスになることが多いです。

個別株投資で間違った銘柄を選択してマイナスが出るのと比較をすると、インデックスを積み立てている方がマイナスが出にくいです。

マイナスが出ていない方が精神的にも資産を売却するのが楽です。

ということで、初心者はインデックスファンドのバリュー平均法をおすすめします。

私は、アメリカ、ヨーロッパ、新興国のETFに三等分して投資する方法で運用をしています。この方法でだいたい年5%のリターンは達成できています。




負けない投資が個人投資家にはおすすめです。

2017年9月21日木曜日

NISA口座 「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」に投資



NISA口座 「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」に投資

NISA口座で、「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」に投資をしました。
上記のランキングでも1位をとっている「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」を選びました。

このファンドはインデック投資ブロガー界隈でも有名で、まあ間違いがない安パイの商品になります。

外国株式に連動するインデックスファンド選びで迷ったら、「ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」はおすすめですよ。

まあ、正直なところNISAは5年以内に売却をするのであまり細かく考える必要はないと思います、そこそこ有名で低コストのファンドを選べば大差はないでしょう。

コスト削減はリターンにプラス

投資にかかる諸費用を節約することはリターンの改善につながります。
  • 税金
  • フィー(ファンドの経費)
は、明らかに投資のリターンにマイナスです。この二つの項目を安く抑えることができるNISA口座は費用削減の意味でメリットがあります。

将来のリターンは保証されませんが、現時点でのコスト削減は明らかにリターンにプラスに働きます。

5年以内に売却

NISA口座の特性上、5年以内に売却をします。リレー投資のサブの投資という位置づけです。5年以内にプラスが出たら躊躇なく売却をして、VB、VGK、VWOの内で最も評価額が下がっているETFに乗り換えます。

2017年9月20日水曜日

国際分散投資はリターンは低いがレバレッジをかければリターンが上がる


国際分散投資はリターンは低いがレバレッジをかければリターンが上がる

国際分散投資はリターンは低いがレバレッジをかければリターンが上がります。

国際分散投資のリターンですが、超長期の株式から得られるリターンは、
  • 5~7%
と言われています。



これを低いとみるか高いとみるかは人それぞれですが、短期間でお金持ちになりたい人には物足りないリターンかもしれません。

ちなみに、投資額が多いと、多少リターンが低くても投資収益の絶対額が大きいので5%のリターンでもあまり気になりません。
  • 100万円で5%だと、5万円
  • 1,000万円で5%だと、50万円
  • 1億円で5%だと、500万円
100万円を投資している投資家は5%のリターンで5万円を少ないと考えるかもしれませんが、1億円を投資している投資家は5%のリターンで500万円が稼げます。

500万円の投資収益は絶対額として一般人には十分です。出来るだけ早く投資を初めて運用する額を大きくして、リターンはあまり深追いしないというのが得策です。

個別株に投資をするよりはインデックスにレバレッジをかけた方が合理的


個別株に投資をするよりはインデックスにレバレッジをかけた方が合理的です。

どうしても5%のリターンに満足ができないなら、個別株に投資をするよりも、インデックスにレバレッジをかけた投資をした方が合理的です。レバレッジをかければ「5%+α」となります。2~3%はそんなに無理をしないで上乗せをできる気がします。

個別株の個別リスクを負うよりも、インデックスのレバレッジのリスクの方がまだましだと思います。

インデックスにレバレッジをかける方法は色々ありますが

  • オプションを利用する
  • 信用取引を利用する
  • くりっく株365を利用する

などがあります。

この辺りは投資家の個性に合わせて選択をすればいいと思います。

ちなみに、私は以前までオプションを利用してレバレッジを効かせた運用をしていましたが、リスクが高くなるので最近は多用していません。

メリットとしてリターンが向上するのですが、それ以上に精神的な負荷が大きいのがデメリットだと思います。また、資金管理がかなりシビアになるので注意が必要です。

2017年9月19日火曜日

好きな格言 「相場に淫することなかれ」


好きな格言 「相場に淫することなかれ」

私の好きな格言で、
  • 「相場に淫することなかれ」
という言葉があります。

意味は、「相場にのめり込んで、取引の中毒になっているような状況で、四六時中、相場のことが頭から離れなくなったら危険信号」という意味です。

西南戦争の軍事景気で財を築いた名古屋の大相場師・高橋彦次郎の格言だそうです。

個人的にはとても好きな言葉です。

資産運用、株、オプションの取引をしているとついついのめり込んでそのことばかりを考えてしまうことがあります。

これは危険信号です、本来、資産運用は生活のクオリティーを上げるためにしている手段に過ぎないので、「相場に淫するあまり」株の取引が目的になっている状態です。

楽しむことはいいですが、熱中しすぎて生活のクオリティーが下がるのは大問題です。

また、零細個人投資家が相場に淫するほど熱中してファンダメンタル分析をしたりテクニカル分析をしたところでプロに保証はありません。(プロに勝てると誤解するのは自意識が過剰ですね。)

個人投資家はプロとは異なる土俵で勝負するべきです、ずばりプロとは異なる超長期の時間軸で負けないことを主眼にした分散投資をするべきだと思います。

2017年9月18日月曜日

長期で見れば株式のリターンが為替変動を上回る


長期で見れば株式のリターンが為替変動を上回る

長期で見れば株式のリターンが為替変動を上回ります。

これは過去の歴史からもそう言われています。投資関連の話題では一般的な法則になります。また、私自身も実感としてもそう感じています。

長期投資を進める本を読むと、「長期で見ると為替変動を株式のリターンが上回るので、株式に長期投資しましょう。」とアドバイスがあります。ただ、本に書いてあるだけではいまいち実感がわかないんですよね。
ウォール街のランダム・ウォーカー

正直、投資を始めた人にはいまいち実感がないのでわかりにくいし、実際に投資をしだすと為替の変動が気になるというのが本当のところだと思います。

私も初めのうちは為替の変動が気になりましたし、リターンが大きく為替に左右されていました。

私の実感

相場歴17年、外国株式インデックスを本格的に積み立てて12年の実感ですが、やはり時間ば立てばたつほど、雪だるま式に株式のリターンが積み上がり、為替の変動を相殺してくれます。
  1. 1~3年:株式リターンの蓄積が少ないので為替の変動を結構受ける、まだ投資歴も長くないので、為替変動で一喜一憂する。
  2. 5~6年:だんだんと株式のリターンが蓄積され、値上がり益もたまってきており、為替の変動をかなり吸収してくれる。
  3. 7~10年:上手く株式を積み立てていれば、相当株式のキャピタルゲインが貯まっていて、為替の大きな変動があってもリターンがマイナスになることはない。
  4. 10年越え:7~10年と基本は同じですが、ここまでくると今まで貯まった株式のキャピタルゲインを全て吐き出すこと、マイナスになることはほとんどない。リーマンショック級の暴落がきてもマイナスにはならないと思われる。また、為替変動によるキャピタルゲインの動きもかなり小さくなる。
地味で面白みはないと思いますが、ひたすら5年近くインデックスの積み立てをすると、株式のリターンが為替に勝つのを実感できる思います。

特に10年を超えてくると、かなり株式のキャピタルゲインが貯まっているので精神的にも楽になります。

精神的に楽というのはかなりメリットがありますよ。安心して投資が続けられます、コツコツと地味な作業が続けられる人や節約が得意な人にはこの投資方法は向いていると思います。

あと、リスク回避的だけどお金の心配がある女の人(女性の方が長生き)や若い男性にもこの投資方法はおすすめです。

私は、アメリカ、ヨーロッパ、新興国に3等分して投資をしていますが、この簡単な方法でもかなりリターンが上がっています。

おすすめの本です。負けない投資が一番です。


2017年9月17日日曜日

レイ・ダリオ氏 「1937年の再来」がリスク



レイ・ダリオ氏 「1937年の再来」がリスク

レイ・ダリオ氏は「1937年の再来」がリスクと考えているようです。
29年の大恐慌を経験した米国は30年代に財政出動を積極化し、何とか経済を持ち直す。金融緩和も実施したのだが、36年に見切り発車で預金準備率を引き上げた。すると、37年に株価が急落、米国は再び不況入りした。
 現代の米国も超金融緩和を通じて、金融危機を乗り越えたが、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を上げ始めたばかり。「金融引き締め局面の初頭である点で似ている」という。
ダリオ氏は2008年の金融危機やリーマンショックを的確に予想したことで一気に有名になり、それ以降メディアへの登場が一気に増えました。「グローバル・マクロ(マクロ経済の動きに合わせて各国に投資する運用戦略)」のヘッジファンドを運営しています。
靴磨きおじさんの米国ETF投資でも」のブログの紹介、解説がわかりやすいです。


利上げのタイミングはとても難しい

利上げのタイミングはとても難しいです。
  • 遅すぎると、インフレが発生したり次のバブルの元になります。
  • 早すぎると、今回の記事にあるように景気が回復するまえに不況になってしまします。
現在、アメリカはリーマンショック以降株価が好調で、上昇相場が長期間続いています。これだけ株価が好調だとそろそろ利上げが視野に入ってきます。

米国株式投資のブログでもアメリカの利上げの話題は良く取り上げられています。

多少のタイムラグがありますが、基本「利上げは株式にマイナス」と考えて良いです。
景気が良いので利上げがされ、利上げがつづいて最終的に株式市場が調整に入り、景気を回復させるために金利が下がるという動きを繰り返します。

アメリカの景気は1回の利上げですぐに不況に入るとは思えませんが、利上げが数回続いて株式相場が調整に入るのは避けられないでしょう。

金利が上がりすぐに暴落することはないと思いますが、利上げが開始されたらいずれアメリカの株式市場の大きな調整が入るということは頭に入れておいた方がいいでしょう。


レイ・ダリオ氏が紹介されている本になります。どの本も面白くて読みやすいです。

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2017年9月16日土曜日

レイ・ダリオのパフォーマンスはS&P500をアンダーパフォーム



レイ・ダリオのパフォーマンスはS&P500をアンダーパフォーム

私が大好きな、レイ・ダリオが運営するブリッジ・ウォーターのパフォーマンスですが、S&P500をアンダーパフォームしています。(レイ・ダリオ氏はリーマンショックを的確に予想したことが有名ですし、それ以降メディアへの登場も増えています。)

データは以下のサイトを参考にしています。
2012年からのリターンですが、
  1. S&P 500:93.22%
  2. Average Hedge Fund Portfolio:54.64%
  3. Bridgewater Associates, LP:43.29%
の順にリターンが良いです。

S&P 500:93.22%って半端ないですね~!

まあ、リターンのみを比較していてリスクなどを勘案していないので、単純な比較はあまり意味がないのですが、そうはいってもS&P500は強敵です。

S&P500を常にアウトパフォームするのは非常に難しいですね。

ウォーレン・バフェット氏は個人投資家に「低コストのS&P500に連動したインデックスファンドと国債」の組合せのシンプルなポートフォリオを持つように推奨していますが、かなり説得力があります。(確かに、投資が趣味でない個人投資家はこのポートフォリオで十分ですし、頑張ればこれ以上の成績を残せるというものでもありません。)

個人的に大好きな、レイ・ダリオのブリッジ・ウォーターのパフォーマンスがS&P 500に負けていることは悲しいですが、しょうがないですね。
ちなみに、リーマンショック前のパフォーマンスが含まれていません。本当はリーマンショックの前後も比較したかったのですがデータが見つかりませんでした。誰か知っている人やおすすめのサイトがあれば教えて下さい。


レイ・ダリオ氏が紹介されている本になります。どの本も面白くて読みやすいです。

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2017年9月15日金曜日

アメリカ、中国、日本 長期の株価は日本が最下位



アメリカ、中国、日本 長期のリターンは日本が最下位

2004年10月から2017年9月の約14年のチャートになります。
  • 黄色:アメリカ、117.56%
  • 赤色:中国、112.96%
  • 青色:日本、26.85%
リターンの順番ですが、

アメリカの117.56%、中国の112.96%、日本の26.85%という順番です。

インデックスの長期バイアンドホールドという考え方は、基本的にアメリカが発祥です。

そんでもって、アメリカのS&P500は歴史的に右肩上がりになっています。

要は、右肩上がりの相場環境だからバイアンドホールドが成立するんです。(バイアンドホールドしたから右肩上がりの成長したのではなく、右肩上がりに成長していて、みんなが株式市場を信頼しているのでバイアンドホールドが成立しているのでしょう。)

日本のように株価がもたもたしている国は、バイアンドホールドが有効な国ではないです。ある程度相場観を持った中長期のトレーディングが向いています。(バイアンドホールドが有効に機能しにくい。)

中国も頑張っています、リーマンショック前の高値は超えられていませんが、大幅に日本をアウトパフォームしています。(ハンセン指数を参考)
ハンセン指数【Hang Seng Index】は香港市場の株価指数です。香港企業(レッドチップ)と中国に登記している企業が香港で発行する銘柄(H株)の計49銘柄で構成されています。
私も、資産運用でそれなりに上手くいっていますが、大きな要因は2007年からアメリカと新興国のバイアンドホールドに資産の大部分をシフトさせて、日本株の比率を下げているからになります。

アメリカについて 

流石、世界の覇権国家で、リーマンショックもなんのその、右肩上がりで経済成長をしています。
資源も豊富で人口も増加する予定なのは素晴らしいです。企業も、株価を上げて投資家に報いることを信条としています。
基本的には、投資判断は強気で良いと思います、成熟した先進国なので新興国のように急成長をすることはないと思いますが、安定して右肩上がりで成長するのではないでしょうか。

中国について

中国共産党の一党支配は賛否両論ありますが、経済成長という点では上手くさばいていると思います。これだけの大国家を安定的に経済成長させるのは凄いですね。
中国のメンタリティーは日本以上に資本主義だと思います。あと、中国は個人情報などのついて鷹揚なので新規のITサービスがスタートしやすいという話を聞いたことがあります。人口も多いのでこれからさらに発展をするのではないでしょうか。
アメリカ人の投資家が書いた本を読んでいると、良くも悪くも中国の話題が良く出てきます。彼らも中国をライバルと認識しているのでしょう。

日本について

こうTOPIXの成績が悪いと悲しくなります。
素直にバイアンドホールドが成立しにくい相場環境ですね。しっかりと割安割高を考えながら上手くタイミングを見て投資をしないと儲けるのが難しそうです。
これから超高齢化社会と人口減少で社会保障費も増大します。低成長=低リターンではありません、投資家が悲観的になり株価が割安であれば低成長でも高リターンが達成できます。ポイントは、割安なタイミングで仕込むことです、ただ低成長期間での割安なポイントを判断するのが難しい点です。

まとめ

資産運用のコアは、アメリカ株のバイアンドホールドが王道でしょう。
ここの割合をどれだけにするか?レバレッジをどうかけるか?などがポートフォリオのリターンの大部分を決定します。

ただ、これからは中国やインドなどの新興国もどんどん経済発展をするので、しっかりと押さえておきたいですね。

日本は難しい市場なので、サテライトで相場を見ながら投資をするというのが良さげです。「労多くして功少なし」にならないように上手く投資する金額をコントロールする必要があります。

また、数十年単位で一国のリターンが悪化することはあるので、国際分散投資をした方がリスクが下がります。

以下が私のポートフォリオです、国際的に分散が効くように注力しています。



バートン・マルキール先生は「ウォール街のランダム・ウォーカー」が有名ですが、「中国株投資の王道」という本も書いていて、中国に強気です。あとは、ジム・ロジャースも中国に強気ですね。(好き嫌いが分かれますが)

2017年9月14日木曜日

ブリッジウォーターが中国投資ファンドを予定



ブリッジウォーターが中国投資ファンドを予定

今まで、ブリッジウォーターは中国に特化したファンドがなかったんですね、知りませんでした。

これから中国投資ファンドを予定しているということは、レイ・ダリオ氏は長期的に中国に強気なのでしょうか、その辺りが気になります。(現時点でレイ・ダリオ氏のポートフォリオは新興国にかなり強気です。)
資産家のレイ・ダリオ氏が創業したヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツは、中国で大型投資ファンドのスタートを目指し、数十億ドルを募る予定だ。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)が8日報じた。
  匿名の現職および元社員や複数の関係者からの情報を同紙が引用したところでは、ブリッジウォーター(運用資産額は約1620億ドル=約17兆5700億円)は、中国の機関投資家と政府のためにかなりの額の海外投資の運用を既に行っている。WSJによると、同社は中国に拠点を置く新たな部門を活用し、同国の国内投資に力を注ぐ計画だ。
 ブリッジウォーター・アソシエーツはヘッジファンドなので機関投資家相手に商売をしています。

レイ・ダリオ氏は新興国に強気なポジションをとっていて、VWOやEEMという新興国に分散したETFを大量に保有しており。EEMの構成比率の上位を中国が占めています。
一応、注意点として、 ブリッジウォーター・アソシエーツはヘッジファンドで様々な金融商品をフル活用しています。レイ・ダリオ氏のポートフォリオで新興国のロングが多いからと言って単純に新興国に強気だと鵜呑みにしない方がいいです。デリバティブなどのポジションは不明ですので、どのような方法で新興国のリスクを低減しているかはわかりません。



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2017年9月13日水曜日

日本郵政の政府保有株売り出しが1.4兆円 テレビCMの予定


日本郵政の政府保有株売り出しが1.4兆円 テレビCMの予定

日本郵政の政府保有株売り出しが1.4兆円あり、テレビCMが予定されているようです。
以前から、日本郵政には興味があります。現在でも投資検討のためウォッチしています。注意しているポイントとして
  • バリュエーションが割安で利回りが高い
  • 超大企業で、政府の売り出しもあるので値上がり益を狙いにくい
  • 企業として高配当を死守しそう
という観点で注目しています。

今回のニュースで、「超大企業で、政府の売り出しもあるので値上がり益を狙いにくい」「企業として高配当を死守しそう」という思いを強くしました。

CMまで打って、個人投資家に株を買わせておいて「減配します!」という発表はなかなか企業(国)としてもしないのではないかなと思います。(株価が上昇しない可能性が大いにあるとは思いますが。)

短期のキャピタルゲイン狙いには不向きですが、長期のインカムゲイン(配当)狙いには面白いと思います。(こんなニュースがあると、なかなか株価は上昇しずらいです。)

バリュエーションが割安

バリュエーションですが、現在の株価は 1,341円程度になります。
  • 予想PER:15.08倍
  • PBR:0.41倍
  • 予想配当利回り:3.73%
引き続き株価はもたもたしているのでバリュエーションは割安ですね。

超大企業で、政府の売り出しもあるので値上がり益を狙いにくい

超大型株で大規模な政府売り出しもあるので、なかなか値上がりしにくいです。
今回のニュースでもあるように、1.4兆円規模というのは凄いですね。

郵便の事業は収益力も高くないので、これからグロース株化することもないでしょうし、大幅な値上がり益は期待できないと思います。

企業として高配当を死守しそう

愛知県あま市に住む川嵜留雄さん(72)は、日本郵政株について「大きく値上がりしていく可能性に大きな期待は持てないが、購入を考えている」と述べた。「政府がバックアップしており、規模も大きく安心感がある」、また「配当も高く安定的で長期で保有できそうだ」と語った。
この個人投資家のように、配当株で長期保有を狙っている人は多いと思います。
そうなると企業に対するプレッシャーとしても「配当の死守」という圧力がかかります。おいそれとは減配できないですね。
歴史的に見て日本の国営企業が上場した場合、配当込みの成績はそれなりに良いです。(JTは超優等生ですね。)

まとめ

日本郵政は超優良な不動産を多数保有しています。
今回の政府分の売り出しなどでキャピタルゲインは狙いにくいと思いますが、コツコツと配当によるインカムゲインは狙えるのではないかと思っています。
ディフェンシブで配当を重視する戦略であれば面白い投資先だと思います。



 配当を重視した投資方法を紹介しています。(個人的には大好きな本なのですが、アマゾンでは大人気ではありません。)配当を重視した戦略を紹介している本でお勧めの本があったら是非教えて下さい。


2017年9月12日火曜日

主夫希望の人には投資をおすすめ



主夫希望の人には投資をおすすめ

今回のテーマは「稼ぐ女」。男は仕事、女は家庭、という考え方に囚われず、結婚後も出産後も外でバリバリ働いて稼ぎ、夫に家事を任せて自分が家計を支える「大黒柱女子」という生き方を選ぶ女子。男子100人へのアンケートでは「アリ」が68%。共働きが珍しくない現代において、稼ぐ女が増加傾向なのは当然。女性に面倒を見てもらうことに抵抗がなければ、主夫も増えそう。土田晃之さんも全然「アリ」なようです!
 最近は、主夫という言葉も一般的になってきましたね。

投資により、それなりの資産を早めに貯めることができれば、心置きなく専業主夫になれます。

長時間労働と飲み会続きでホモでマッチョな会社人生よりも、家族との生活を大切にしたいという男性も増えてきてるんじゃないでしょうか。(単に、体育会系の会社生活が合わない人もいると思いますが。)

そんな中で、ネックになるポイントは2つあると思います。
  1. 世間体
  2. お金
まあ、「見栄と金」、男性が専業主夫を選択しない理由はこの2つに集約されるのではないでしょうか。

世間体

世間体は、このブログのカテゴリーではないですし、人それぞれ気の持ちようなので置いておきます。一言だけ、私なんかは世間体何て全く気にしないので悩むことはないでしょう。

お金

これはかなり切実な問題です。
現代の社会ではまだ男性の方が稼げますし、男性が長時間労働をしてお金を稼ぐというのが効率的ではあります。(良い悪いは別にして、男性の長時間労働が効率的なお金の稼ぎ方です。)

お金の問題を解決する策が「投資」になります。

私は以前から長時間労働はしたくなかったし、早くサラリーマン人生を卒業したいと思っていたのでかなり早い段階から投資をしていました。(大学生で投資を初めて、初任給で株を買っていました。)コツコツと投資を続けているとそれなりの資産が貯まります。

資産が貯まると、無理して男性が働く必要もなくなります。
夫婦であればお互いに、それなりに働いて、あとは資産運用で足りない分を補うということもできます。妻が正社員であればそれを最大限に活用して、夫はパートというのもアリですね。(妻の扶養に入りつつ、資産運用をするというのもいいですね、投資収益は特定口座で行えば社会保障関連の税金に影響しなかったはずです。)

そして何よりも、それなりの資産が貯まってくると、夫が「専業主夫になりたい!」と言ったときに、妻が反対をしなくなります。(笑)

夫がしっかりと資産運用で資産を築いていれば、妻も世間体以外の理由で夫の主夫を反対する理由も必要もありません。(私がお勧めする投資方法は、長期国際分散投資です。)

夫が家事と育児をしっかりとできるのであれば、妻も主夫の夫がいて楽ができます。

若い男性で、日本的な長時間労働と会社人生が嫌だなーと思っている人は、資産運用でお金が貯められれば色々な選択肢ができますよ。



最近は主夫の垣根が低くなってきました、最後のハードルは女性の意識かもしれませんね。
会社人生とアーリーリタイアの間にダウンシフトを挟むのはいい考え方だと思います。

2017年9月11日月曜日

コア戦略は3分割ポートフォリオ



コア戦略は3分割ポートフォリオ

私のコア戦略は、3つのETFを利用した3分割ポートフォリオになります。

利用ETFしているETFは以下になります。
  • アメリカ : VB Vanguard Small-Cap
  • 先進国 : VGK Vanguard European
  • 新興国 : VWO Vanguard Emerging Markets

ルールはシンプルで、
  1. VB、VGK、VWOに3等分して投資
  2. まとまったお金が入ったら、リバランスを兼ねて一番値下がりしているETFに追加投資
感覚的には2~3ヶ月に1回程度追加投資をしている気がします。あまり厳密には期間を決めていません。

私はSBI証券を利用しています、手数料を考えるて出来るだけ50万円以上で投資をするようにしています。50万円以下の投資額だと手数料が割高になり、手数料負けしてしまします。ただ、株価が大幅に下落したタイミングなどはこの限りではありません。

一番、時価評価額が下がっているETFに追加投資をします。ある意味、逆張り、ナンピンをしていることになります。

投資を長く続けるためにはシンプルなルールの方がいいです。

3等分でなく、「3:3:4」とか割合に差をつける戦略もあるとは思いますが、運用が面倒くさくなるので現在は取り入れていません。

どの国にウェイトを増やした方がいいかを考えだすと終わりがありません、あまりそのようなことに時間を使いたくないのでシンプルに3等分に決めています。(将来は多少、先進国へのウェイトを増やすかもしれません。)

サテライト戦略

コア戦略とは別にサテライトで色々と投資をしています。
現在は、人口増加が見込める新興国と金への投資をしています。これについてはサテライト運用なので機動的に変更をします。
なので、あまり参考にはならないかもしれません。また、日本株の運用もサテライト戦略になります。

長期的にはコア戦略がもっとも儲かっている

短期で見るとサテライト戦略で大きく儲けたりもするのですが、逆に大きく損をすることもあります。正直、サテライト戦略は買ったり負けたりで、指数を大幅にアウトパフォームできていません。

長期的に見ると、コア戦略、インデックスへの3等分投資が一番儲かっています。サテライト戦略をしないで全力でコア戦略に資金を投入していたらかなり資産が増えていた気がします・・・。

まあ、タラレバの話なのであまり後悔はしていませんが、やはり「幅広く分散された低コストのインデックスファンドで長期投資」はかなり優秀な戦略だと思います。


負けない投資を考えるのが、結果的にはベストな戦略だと思います。

2017年9月10日日曜日

ビットコインが下落 中国で取引所を閉鎖するとの報道



ビットコインが下落 中国で取引所を閉鎖するとの報道

またまたビットコインが下落しています。

私も少し投資をしていますが、このボラティリティの高さは凄いですね・・・。

今回の下落の原因は、中国で取引所を閉鎖するとの報道があったからです。
8日の米取引時間に仮想通貨ビットコインの相場は下落、一時7.3%値下がりした。中国の監督当局が国内のデジタル取引所の閉鎖を命じたとの報道が嫌気された。同国は今週すでに中国人民銀行(中央銀行)がイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を違法とし、関連する資金調達活動全てを即時停止するよう通告した。
  財新が8日報じたところによれば、中国各地の監督当局は取引所の閉鎖を実行するよう文書で通達された。ニューヨーク時間午前11時5分現在、ビットコインは前日比3.9%安の4399.54ドル。
このニュースは少し根が深いというか、長く影響を与えるかもしれません。

ビットコインの利用の大部分が中国で行われており、中国での取引や投資がビットコインの相場に大きく影響します。(ちなみに、投資額という点では日本の投資家もかなりビットコインに投資をしています。)

また、マイナー(ビットコインのデータが正しいかどうかを検証することでビットコインを報酬として得ている人々)のほとんどは中国資本の会社になります。(ビットコインのインフラ的な作業の大部分が中国資本で行われているというのは少し心配ですがしょうがないですね。)

要するに、現時点ではビットコインの取引はかなりの部分を中国に依存しています。中国でネガティブなニュースが出るとビットコインの価格が下がります。

今回のニュースは、マウントゴックスのように取引所で問題があったという内容ではないので、個人的には少し今後の展開が気になります。

まあ、超長期的に見れば「仮想通貨」というコンセプトはそれなりに広くインフラとして普及すると思うので悲観はしていませんが、数年スパンでは停滞したりする可能性もあるかもしれません。

もっと仮想通貨が市民権を得てきたらポートフォリオの分散投資という観点から、ある程度の額を投資したいと思っています。

ナシム・ニコラス・タレブのバーベル戦略(超高リスクの資産と超ディフェンシブな資産を組み合わせる戦略、ミドルリスクミドルリターンの資産を持たない)ではないですが、ブラックスワン的なクラッシュが起きた時には仮想通貨の値段は上がる気がするんですよね。


著者の斉藤 賢爾氏は研究者としても活躍しています。その割にはすごくわかりやすく書かれていて読みやすかったです。ページも少ないので読みやすいですね。(笑)

2017年9月9日土曜日

人間は自分が聞きたい情報を集めたがる バフェット氏はインデック運用を支持

人間は自分が聞きたい情報を集めたがる

人間は自分が聞きたい情報、自分の考えに賛同している情報を集めたがる傾向があります。

これは人間の性なんで、どうしょもないのかもしれませんが、根が深いです。

個人投資家がバフェット氏の投資をマネしようとしているのも一例ですね。

バフェット氏はインデック運用を支持

バフェット氏は、個人投資家に対して定量的な投資指標のアドバイスをしていません。
手紙や伝記などの本が出ていますが、バフェット氏の投資判断については定性的な内容が多いです。

たぶん、バフェット氏は多角的な視点で投資判断をしているので、定量的に単純化が出来ないのだと思います。

バフェット氏が個人投資家に明確にアドバイスしているのは
  • S&P500のインデック運用
  • 適切な割合の債券の保有
  • 損をしない
などです。

そもそも、バフェット氏は個人投資家に対して個別株での運用をしない方がいいと言っています。

アドバイスを無視して個別株運用をする

バフェット氏は、はっきりと個人投資家はインデックス運用をした方がいいと言っているのに、個人投資家はバフェット氏に関する本などを読んで、勝手に個別株運用をしています。

これは、既に「個別株運用をしたい」という欲求、目標が決まっていて、それを正当化する情報を探しているからでしょう。

個別株運用はサテライト戦略で

個人的に、個別株運用は楽しいので、趣味として楽しむにはありだと思います。ただ、個別株運用を資産運用のコア戦略にするのは危険ですね。

常に指数をアウトパフォームする株を選ぶことは至難の業です、普通の人であればどこかで損をする株を引いてしまいます。その損失が大きいと、それを挽回することは困難になります。回り道に思えても、ミスをしない戦略を採用することが結果的に近道になります。

インデックス運用がメイン

個人投資家が投資をする上での最適解は、コストが安いインデックス運用を長期間続けるに限ります。最も再現性が高くて手間がかからなく失敗しません。

私は、VB(アメリカ)、VGK(ヨーロッパ)、VWO(新興国)を対象としたETFに投資をして、下がった資産を買い増しする投資方法で資産がしっかりと増えています。



 私が大好きな本です、資産運用をすべきなら最初に読むべき本です。


人間の志向の癖を理解するのに役立ちます。

2017年9月8日金曜日

ゆるく生きたいから投資をするときの注意点 大損しない


ゆるく生きたいから投資をする

私もそうですが、ゆるく生きたい、楽して儲けたい、ゆくゆくは悠々自適の生活をしたい、という動機で投資をしている人は多いはずです。
まあ、声を大にして言うことではないですが、心の奥底ではそう思っている人が多いはず。

私自身、最近は資産運用が好調なので、だいぶ精神的な余裕も出てきました。
かれこれ18年近く、大損しないで投資を続けられれば、それなりの成果は出ます。

とにかく大損しないで10年投資を続けるとそれなりに成果が出ると思います。

働かなくていいわけではないけど、無理して働く必要もないという状態。アーリーリタイア未満だけど社畜になる必要はないという感じです。

ここまでくると精神的に楽ですね、会社の評価とかも気にならなくなります。(まあ、もともと仕事はできないんで評価は低いんですけど・・・。)

さて、話を本題に戻すと。
ゆるく生きたいから投資をする時に一番犯しやすいミスが、早く儲けたいというあまり資産を減らしてグルグルと同じ状態を回ってしまうことです。

ずばり、効率的に投資で儲けたいなら
  • 早くから資産運用を始める
  • 資産を減らさない
資産運用は早くできれば早い方がいいです。
それこそ後で楽をしたいなら新入社員時代から投資をしましょう。大学時代にアルバイトをして株を買うのでもいいです。私なんて楽して儲けたいと思っていたので大学時代から投資をしています。バイト代をコツコツ貯めて初めて買った株は大戸屋でした。かなり早くから投資をしていたので今、余裕が出てきました。

「資産を減らさない」も超大切です。
銘柄選択でミスをして資産を減らすと、減った資本でその損失分を回復する必要があります、凄く非効率的です。減った資本で損失を挽回するのは、ハンデをつけてゲームをしているようなものです。

効率的にお金を回したいと思っているのに、逆のことをしているんですよね。すごく無駄なので、この状態にならないように気を付けましょう。

少し運用額が増えると、気持ちが大きくなってリスクをとった取引をして損失をだし、グルグルと同じ場所(運用額が増えない)を回ってしまうことになります。増減を繰り返してなかなか先に進まない状態です。

まさしく「敗者のゲーム」で、ミスをしないということが大切になります。

どうしても成功する戦略、勝てる戦略を意識しがちですが、“ミスをしない”戦略というのも重要です。特に長期間続ける資産運用では“ミスをしない”というのは大きなポイントです。

損失を出さないようにして運用額を雪だるま式に増やしていくのが、資産運用ゲームの基本戦略です。

コツコツと早いうちから時間をかけてミスをしないで資産運用をすることが成功の秘訣です。

さらに言えば、
  • 「若いうちから幅広く分散されたインデックス運用をコツコツしつづける」
に集約されます。

私は、VB(アメリカ)、VGK(ヨーロッパ)、VWO(新興国)を対象としたETFに投資をして、下がった資産を買い増しする投資方法で資産がしっかりと増えています。


 私が大好きな本です、資産運用をすべきなら最初に読むべき本です。

2017年9月7日木曜日

自国の通貨が信用できない人々にとってビットコイン(仮想通貨)は魅力的



自国の通貨が信用できない人々にとってビットコイン(仮想通貨)は魅力的

日本のように世界上位の先進国に住んでいる人にとってはピンとこないかもしれませんが、自国の通貨が信用できない人々にとってビットコイン(仮想通貨)はとても魅力的です。

自国の通貨が世界中で使える、米国、ヨーロッパ、日本の人間はビットコイン(仮想通貨)は投資、投機対象として興味深い程度だと思います。

しかし、自国の通貨が世界中で使えず、かつ情勢が不安定だったり、厳しい規制がかかっている人間にとっては、ビットコイン(仮想通貨)はリスクヘッジをするために有効な手段になります。

中国

例えば、中国なんかはそうですね、ビットコインの取引やマイナー(採掘者)の大多数は中国人です。ビットコイン(仮想通貨)の利用がすすんでいます。
中国では中国共産党の強力な規制があり、資産の持ち出し等が自由にできません。ビットコイン(仮想通貨)は金に準じたリスクヘッジや送金手段としての価値があります。

ベネズエラ

また、最近はベネズエラでもビットコインの人気が高いようです。
ベネゼエラはチャベス元大統領の時から経済が物凄く不安定です。昨年、ニコラス・マドゥロ大統領は経済危機が続く自国からの資本逃避に歯止めをかけるため、紙幣の一部を廃止しました。ベネズエラのごたごたもしばらく収まりそうにありません。

中南米

経済では中南米で優等生のブラジルやメキシコでも汚職の蔓延と政治の腐敗から抜け出せていません。その様な国でも仮想通貨の利用価値は高そうです。

また、メキシコ人はアメリカに出稼ぎに来ていることが多く、出稼ぎで稼いだお金をメキシコの家族に送金をする際に手数料をかなりとられてしまします。その点、仮想通貨を利用すると安価に国境をまたいで送金ができるそうです。

インド

インドでも高額紙幣を廃止してからビットコインの値段が上昇しているそうです。当初、想定したほどの大幅な資本の移動はなかったそうですが、それなりに利用が増えているようです。

デジタルゴールド

そんな国々では、リスクヘッジの一環としてビットコイン(仮想通貨)への投資は日本以上に価値があると思います。俗にいうデジタルゴールドというやつですね。

私も仮想通貨については色々と調査をしつつ、場合によっては一部の資産を仮想通貨で保有しようかと考えています。


著者の斉藤 賢爾氏は研究者としても活躍しています。その割にはすごくわかりやすく書かれていて読みやすかったです。ページも少ないので読みやすいですね。(笑)

2017年9月6日水曜日

南アフリカがリセッションから脱却



南アフリカがリセッションから脱却

南アフリカがリセッションから脱却したそうです。
 南アフリカ共和国の経済は4-6月(第2四半期)に前期比で拡大した。農業生産の急増を追い風に、ここ10年で2回目のリセッション(景気後退)から脱却した。
 南ア統計局が5日発表した4-6月期国内総生産(GDP)は前期比年率2.5%増加。1-3月(第1四半期)は同0.6%減に改定された。ブルームバーグがまとめたエコノミスト21人の調査中央値では、4-6月は2.3%増が見込まれていた。前年同期比では1.1%増となった。
南アフリカの経済は好調なようです。

まあ、GDPは先行指標にはなりません、株式市場の方が先行することがほとんどです。

なので、このニュースを見て南アフリカの売買を判断するのは適切ではないですが、経済が好調なんだなくらいにとらえた方が良いでしょう。

iShares MSCI South Africa Index

南アフリカに投資する方法として、「iShares MSCI South Africa Index(EZA)」ブラックロックのiSharesブランドのETFがあります。
このETF一つで南アフリカに簡単に投資が出来ます。

私も、現時点で「iShares MSCI South Africa Index(EZA)」を少しだけ保有しています。

1年のチャート

ここ1年のチャートです、急上昇はしていませんが、右肩上がりの傾向があります。


5年のチャート

5年間のチャートです、まだ最高値は更新できていません。あるいみ、これからの上昇よちもありそうです。

アフリカに投資をするなら南アフリカ

アフリカはこれからの経済成長が期待されている地域ですが、情勢が不安定な国も多くあります。
その様な中で、南アフリカは相対的に政治が安定していて投資する環境が整っている国になります。
アフリカの国に投資をしたい、アフリカ大陸の経済成長の恩恵を受けたいというのであれば、南アフリカへの投資がリスクが低いと思います。


古い本です、南アフリカの投資について書かれた本は少ないです。

2017年9月5日火曜日

GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプットを調整


GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプットを調整

GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプットのポジションを調整しました。

  • 限月を9月⇒10月に延ばす
  • ストライクプライスを上げ 122⇒125

8月下旬に売り建てをしたポジションはすぐに利益となったので、今回のポジション調整をしました。

具体的なトレーディングとしては

  1. ショートしているキャッシュセキュアードプットを買戻し
  2. 新しく期間を長くしてストライクプライスを上げたキャッシュセキュアードプット(プットオプションのショート)を売り建てる

オプションは、本質的にレバレッジがかかった取引になるので資金効率が格段に向上します。

簡単に言うと、数万円のオプションプレミアムのやり取りで、数百万円分のポジションをトレーディングすることになります。

コツコツと個別銘柄の分析をして個別銘柄を選定するよりも、資金管理に時間はかかりますが、オプションをトレーディングした方が時間当たりの効率は良いと思います。

あと、ポジションを清算する手間を効率化したいのであれば、カバードコールよりもキャッシュセキュアードプットの方がトレーディング数が少なくなるので、おすすめです。取引をシンプルにできるメリットがあります。

そもそもGLDを保有しても良い

個人的に120ドル近辺であればGLDを購入してもいいと考えています。今回ショートしたプットオプションのストライクプライスは125ドルなので、少し高くなっているなという印象はあります。

この場合、既に125ドルならGLDを買っていいと判断しているので、キャッシュセキュアードプットはかなりおいしい取引になります。

GLDは基本的に暴落することはあまりありません。
まあ下落したとしても115ドル近辺だと踏んでいます。著名投資家である、レイ・ダリオ氏やポールソン氏も120ドル近辺でGLDを買っています。

急上昇をしてしまうと機会損失となりますが、その場合はまたキャッシュセキュアードプットを高いストライクプライスで行うか、様子見をすればいいでしょう。

まあ、今のタイミングで急上昇をするという確率は低いと思います。2~3ヶ月程度は、たぶんヨコヨコで120ドル近辺をうろうろとしているのではないでしょうか。

オプションを始めるならばKAPPA氏の本がおすすめです。凄く参考になります。日本語で書かれている本としてはベストです。

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2017年9月4日月曜日

レバレッジを活用した長期国際分散投資はなぜあまりメジャーではないのか



レバレッジを活用した長期国際分散投資はなぜあまりメジャーではないのか

私の投資戦略・コンセプトは「効率的に優位性のある投資を継続する」になります。

その目的を達成するための手段、戦術として

  • レバレッジを活用した長期国際分散投資

をしています。

株式の長期保有以上に再現性が高くて優位性のある戦術があればそっちに移行します。

まあ、個別株も取引きしていますが、それはサテライト戦略であり、あくまでメインの運用は長期国際分散投資です。

色々とインターネットでブログとかを徘徊していても「レバレッジを活用した長期国際分散投資」をしている人はあまりみかけません。

個人的に、デリバティブを利用した効率的なレバレッジは資金効率が格段に上がるので、なぜ人気がなく、一般的でないのか凄く疑問です。

最近は、シーゲル派と称する米国個別株への長期投資が流行っていますが、これまた積極的にレバレッジかけている人はあまりいません。

ザックリとしたタイプ分け


  • インデックス運用派=現物取引派が多い
  • 個別株運用派=レバレッジをかけている人もいる
  • 長期投資派=現物取引が多い
  • トレーディング派=レバレッジをかけている人も多い
  • 短期デリバティブ派=レバレッジをかけている人が多い
  • 長期デリバティブ派=FXのスワップ狙い

株式の長期運用を基本スタイルとしている人で、レバレッジをかけてデリバティブを長期投資に利用している人は少ないと思います。

デリバティブの利用は資金効率が一気にアップするので、正しく利用すれば効果が高いのですが、世の中ではあまり人気がないのかもしれません。

インデックス投資をしている人は現物がほとんど

インデックス投資をしている投資家は、現物取引をしている割合が多いと思います。
レバレッジやデリバティブを嫌っている人も多そうです。
「FXやCFDなんて短期トレーダーの手法だろ!まじめな株式ロングオンリーと一緒にしないでくれ!」という感じですかね。

レバレッジを勧めている人も少ない

これまた、レバレッジを勧めている人もあまりいません。
まあ、安易にレバレッジを勧めると破産をする可能性もあるので、しょうがないでしょう。
私も、積極的にレバレッジを他人に勧めるのは怖いです。投資経験が少ない人は特に注意が必要です。

ちなみに、マイホームを住宅ローンで購入しつつ投資をすれば、レバレッジをかけた運用をしていることになります。
広い意味でレバレッジをかけた資産運用をしている人は大多数だと思います。
積極的に低金利の住宅ローンで資金を引っ張りつつ、投資に回すのを戦略的に行っている人は少数派だと思います。

長期デリバティブ派で株式メインは少数派

長期デリバティブ派はFXのスワップ狙いの投資家(投機家)がいます。
ただ、株式メインで長期デリバティブを利用している人はあまり多くない気がします。

実際には、短期のデリバティブでも組み合わせれば長期運用に利用できます。
また、「くりっく株365(CFD)」なんかはモロに長期投資向きにカスタムされてます。

2017年9月3日日曜日

【端株優待】2017年9月1日(金) JBCCホールディングスの株主アンケートでクオカードが当選!



2017年9月1日(金) JBCCホールディングスの株主アンケートでクオカードが当選!

JBCCホールディングスの株主アンケートでクオカードが当選しました~!

2017年9月1日(金)に1,000円のクオカードが送られてきました。

前回、アンケートに回答をした投稿は以下になります。



抽選系はあまり当たらないのですが、なんと運よく当選しました。

端株の保有者でもしっかりと抽選をして、当選者も出るということですね。(端株保有者は当選しないんじゃないかと邪推をしていましたが、杞憂でした。)

ある意味、まじめな会社だと思います、しっかりとランダムで抽選してるんですね。

確か、端株投資ということで800円程度で1株を買っていたと思います。

1,000÷800=125%のリターンです。

絶対額が少ないので大したことはないですが、リターンだけで見ると物凄い利益率です。

普通に懸賞とかに応募するよりも、隠れ端株優待こと端株アンケートで当選を狙うというのは、意外と穴場かもしれません。

2017年9月2日土曜日

資金効率を最大化して優位性のある投資をつづける


資金効率を最大化して優位性のある投資をつづける

私の投資戦略というか、一番大切にしている考え方は
  • 資金効率を最大化して優位性のある投資をつづける
になります。

さらに具体的にいうと、
  • レバレッジをかけて株式に長期間分散投資をする
ということになります。

株式への長期投資ですが、世界全体でみると右肩上がりで成長を続けているので、長期で見れば高確率で儲かります。まあ、短期間で大きく儲かることは少ないですが。

これに、レバレッジを適切にかければ効率的に稼げます。

資金効率を最大化

資金効率を最大化する手段は色々とありますが、一番簡単なのはレバレッジ、借金をすることでしょう。

適切な範囲で借金、レバレッジをかけるのはそんなに悪いことだとは思いませんし、資金管理は大切な技術だと思います。

低金利で調達できるレバレッジの代表例は
  • 住宅ローンを借りて投資をする
  • デリバティブでレバレッジをかけた取引
投資ブログなのであまり不動産の話はしていませんが、私は住宅ローンを組んだうえで投資をしています。家計全体でみれば、低金利で借金をして投資をしているのでレバレッジをかけた投資をしていることになります。
不動産の価値をしっかりと認識ができるのであれば、この取引は物凄く資金効率が良くなります。

株式の長期保有は優位性のある投資

株式の長期保有は優位性のある投資です。

株式に幅広く分散をして長期保有すれば、歴史的に見て高確率で儲かっています。
これ以上に優位性がある取引はあまりないでしょう。

個別銘柄を選択してリターンの向上を狙うよりは、指数にレバレッジをかけて取引をした方が失敗する確率は低くなります。個別株に固有のリスク(個別リスク)は思いのほか高いです。
悪い決算がでたり、大きな事故を起こした、粉飾決算などなど。東京電力や東芝の事例を見れば明らかですね。

「資金の効率化」と「株の長期保有」の組合せは意外と少ない

「資金の効率化」と「株の長期保有」の組合せで資産運用をしている人のブログはあまり多くない気がします。
巷で言われる、アルファブロガーや人気があるブログは、短期トレーディング、インデックス運用、最近では米国株個別投資が多いと思います。
もしかしたら、私が知らないだけかもしれませんので、知っていたら是非教えて下さい。

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