2017年9月14日木曜日

ブリッジウォーターが中国投資ファンドを予定



ブリッジウォーターが中国投資ファンドを予定

今まで、ブリッジウォーターは中国に特化したファンドがなかったんですね、知りませんでした。

これから中国投資ファンドを予定しているということは、レイ・ダリオ氏は長期的に中国に強気なのでしょうか、その辺りが気になります。(現時点でレイ・ダリオ氏のポートフォリオは新興国にかなり強気です。)
資産家のレイ・ダリオ氏が創業したヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツは、中国で大型投資ファンドのスタートを目指し、数十億ドルを募る予定だ。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)が8日報じた。
  匿名の現職および元社員や複数の関係者からの情報を同紙が引用したところでは、ブリッジウォーター(運用資産額は約1620億ドル=約17兆5700億円)は、中国の機関投資家と政府のためにかなりの額の海外投資の運用を既に行っている。WSJによると、同社は中国に拠点を置く新たな部門を活用し、同国の国内投資に力を注ぐ計画だ。
 ブリッジウォーター・アソシエーツはヘッジファンドなので機関投資家相手に商売をしています。

レイ・ダリオ氏は新興国に強気なポジションをとっていて、VWOやEEMという新興国に分散したETFを大量に保有しており。EEMの構成比率の上位を中国が占めています。
一応、注意点として、 ブリッジウォーター・アソシエーツはヘッジファンドで様々な金融商品をフル活用しています。レイ・ダリオ氏のポートフォリオで新興国のロングが多いからと言って単純に新興国に強気だと鵜呑みにしない方がいいです。デリバティブなどのポジションは不明ですので、どのような方法で新興国のリスクを低減しているかはわかりません。



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