人間は自分が聞きたい情報を集めたがる
人間は自分が聞きたい情報、自分の考えに賛同している情報を集めたがる傾向があります。これは人間の性なんで、どうしょもないのかもしれませんが、根が深いです。
個人投資家がバフェット氏の投資をマネしようとしているのも一例ですね。
バフェット氏はインデック運用を支持
バフェット氏は、個人投資家に対して定量的な投資指標のアドバイスをしていません。
手紙や伝記などの本が出ていますが、バフェット氏の投資判断については定性的な内容が多いです。
手紙や伝記などの本が出ていますが、バフェット氏の投資判断については定性的な内容が多いです。
たぶん、バフェット氏は多角的な視点で投資判断をしているので、定量的に単純化が出来ないのだと思います。
バフェット氏が個人投資家に明確にアドバイスしているのは
- S&P500のインデック運用
- 適切な割合の債券の保有
- 損をしない
などです。
そもそも、バフェット氏は個人投資家に対して個別株での運用をしない方がいいと言っています。
アドバイスを無視して個別株運用をする
バフェット氏は、はっきりと個人投資家はインデックス運用をした方がいいと言っているのに、個人投資家はバフェット氏に関する本などを読んで、勝手に個別株運用をしています。
これは、既に「個別株運用をしたい」という欲求、目標が決まっていて、それを正当化する情報を探しているからでしょう。
個別株運用はサテライト戦略で
個人的に、個別株運用は楽しいので、趣味として楽しむにはありだと思います。ただ、個別株運用を資産運用のコア戦略にするのは危険ですね。
常に指数をアウトパフォームする株を選ぶことは至難の業です、普通の人であればどこかで損をする株を引いてしまいます。その損失が大きいと、それを挽回することは困難になります。回り道に思えても、ミスをしない戦略を採用することが結果的に近道になります。
常に指数をアウトパフォームする株を選ぶことは至難の業です、普通の人であればどこかで損をする株を引いてしまいます。その損失が大きいと、それを挽回することは困難になります。回り道に思えても、ミスをしない戦略を採用することが結果的に近道になります。
インデックス運用がメイン
個人投資家が投資をする上での最適解は、コストが安いインデックス運用を長期間続けるに限ります。最も再現性が高くて手間がかからなく失敗しません。
私は、VB(アメリカ)、VGK(ヨーロッパ)、VWO(新興国)を対象としたETFに投資をして、下がった資産を買い増しする投資方法で資産がしっかりと増えています。
私が大好きな本です、資産運用をすべきなら最初に読むべき本です。
人間の志向の癖を理解するのに役立ちます。
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