2014年8月16日土曜日

「自分でやさしく殖やせる 「確定拠出年金」最良の運用術」を読みました。 バリュー平均法の詳細な解説もありお勧めです

自分でやさしく殖やせる 「確定拠出年金」最良の運用術
岡本 和久


を読みました。

初心者から中級者に、とてもお勧めです。
また、NISAや確定拠出年金についての解説も豊富なので、その様な制度を利用しようとしている人にも参考になると思います。

NISAと確定拠出年金のメリットとデメリットを記載した比較表もあります。




基本はインデックス運用を進めており、個別株の選択についての記載はありませんが投資が趣味でない人にはそれで十分だと思います。

税率や投資の制度をフル活用して、アセットアロケーションをしっかり決めてインデックス運用を長期間継続するというのが主旨です。

投資の王道ですね。

個別銘柄の選び方よりも、税金や政府の制度をいかに使い尽くすかというほうがリターンには影響が高いでしょう。

いくつか個人的に参考になった個所を紹介します。
P.128
アセットアロケーションの参考例として
①50代半ばまで:積極型(株式:8割、債券:2割)
②50第半ば~70歳:成長型(株式:5割、債券:5割)
③70歳以降:安定型(株式:2割、債券8割)
70歳まで株式の割合が5割と高いのが特徴です、著者は株式の割合が多い方が良いと思っているようです。
P.137
「それぞれの国の時価による市場規模を表す時価総額が世界のなかでどの程度を占めるかという比率に従って国別の配分をする」~この考え方に従ったおおよその構成比のメドは、日本株10%、日本以外の先進国株80%、新興国株10%程度の配分で考えておけばよいでしょう。
日本株10%、日本以外の先進国株80%、新興国株10%というのはそこそこ無難な配分だと思います。
P.185
バリュー平均法は、1991年に米国のマイケル・エディソン博士が発表した積立投資手法で、「時価残高があらかじめ定めた金額になるように定期的に資金を投入していく」というものです。この「あらかじめ定めた金額」を「バリュー経路(バリュー・パス)」といいます。その結果、価格の安いときにはドルコスト平均法よりもさらに多く、価格が高い時にはドルコスト平均法よりもさらに少なく買うことによって、積立投資の効果を一段と高めることが期待できます。また、相場が急騰して時価残高がバリュー経路を上回ったときには超過分を売却します。
 
バリュー平均法についての詳細な解説がある本は初めて読みました、ざっくりいえばアセットアロケーションにしたがってリバランスをかねて資金を投入していくという感じでしょうか。
興味がある人は、詳細な解説があるのでこの本を読まれるのが良いでしょう。
P.201
バリュー平均法の効果を最も高めるためには、相場の方向性が同じだった場合、効果が薄まる傾向があります。バリュー平均法が効果を発揮するためには、価格がある程度の変動を繰り返していたほうがよいのです。
P.203
四半期ベースで方向性が変わる確率が一番高く、50%前後でした。~それに次いで半期、月次、年次となります。バリュー平均法の考案者、エデルソン博士の米国市場での分析でもやはり四半期ベースがよいとの結論が出ています。このことから、買付頻度は、四半期に1回、ないしは半期に1回のペースが適当だと思われます。~もうひとつ考慮する点はマーケットの循環です。一般的には3年から5年くらいで上昇と下降の1サイクルが完了することが多いことから、上昇または下落のどちらかの平均的な価格で買い付けることを目指すなら、2年くらいでポートフォリオを完成させるのが良いのではないかと思います。 
リバランスもあまり頻繁にしない方が良いと言いますし、積立も四半期ベースが良いそうです。
また、相場の循環のめども、3年から5年くらいで上昇と下降の1サイクルが完了することが多いそうです。
この辺りの、実践的なアドバイスは参考になりますね。

夏休みで少し時間があったので気になる本を色々と読んでいます。

あと、超現実的なアドバイスが乗っている本としては、


竹川 美奈子氏の本も各種制度を理解するうえで参考になります。

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