イーサリアムのマージ後、32ETHを保有していた方がいい理由
動画の解説はこちら。
目次
- 結論 32ETHが最低ライン
- 大型アップデート マージについて
- 32ETHがあるとステーキングに参加できる
- イーサリアム2.0のステーキング手順
- 個人でステーキングする際のリスク、ペナルティあり
- ステーキングするなら取引所(クラーケン)に外注
- まとめ 今後の展開
結論 32ETHが最低ライン
PoSへの移行により、32ETHを保有しているということが大きな意味を持つことになります。
もし、資金に余裕があるのであれば、32ETHを保有するというのは、面白いと思います。
有利なサービスを受けられるボーダーになると予想しています。
大型アップデート マージについて
イーサリアムのマージの第2段階である、「Paris」アップグレードが9月13日~15日に実施される予定です。
マージの目的は、コンセンサスアルゴリズムの変更、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoSプルーフ・オブ・ステーク)への移行になります。(専門的な話は割愛)
マージが成功してPoSに移行することで、イーサイアムのステーキングが可能になります。
32ETHがあるとステーキングに参加できる
「ステーキング」とは、イーサリアムを一定量保有(ロック)してブロック生成プロセスに参加することで報酬を得ることになります。仮想通貨をロックしブロック生成プロセスに参加して報酬を受け取る行為です。
ETH2.0へと移行しステーキングが可能となった場合に、ステーキングを行うために必要な最小単位が32ETHとなります。
イーサリアム2.0のステーキング手順
- ローンチパッドで32ETHをステーキング
- ETH1のノードを建ててチェーン同期
- Beacon Nodeを起動
- バリデータノードにアカウントをインポート
- バリデータノードを起動
上記が、イーサリアムをステーキングする手順となります。
正直、素人が片手間でできる内容ではないと思います。私はITの知識がないので不可能です。
個人でステーキングする際のリスク、ペナルティあり
ステーキングをしていて不具合が発生するとペナルティがあります。
Beacon Nodeやバリデータノードが起動できない場合、ステーキングした32ETHにペナルティを受けて資産が目減りするそうです。またステーキングした32ETHは開発が進むまで引出しができないため、ペナルティを受けて引き出せないという状態に陥ってしまいます。
個人でステーキングをするには、コマンド知識、英語、ITの高い知識が必須となります。
また、PCなどへの設備投資なども必要となりますし、素人は安易に参加しない方がいい、参加できないと思います。
ステーキングするなら取引所(クラーケン)に外注
現実的には、取引所(クラーケン)に外注するのが一番合理的です。
クラーケンを利用すれば、32ETHがなくとも、ステーキングに参加できますし、ITの知識も不要です。
多分、ほとんどに人がステーキングを外注すると思います。
まとめ 今後の展開
2022年9月時点では、イーサリアムのステーキングを提供しているのはクラーケンのみになります。
今後、無事にマージが成功して正式にイーサリアムがPoSに移行した場合、日本の取引所もイーサイアムのステーキングサービスを提供することが予想されます。
その際、32ETH保有しているかしていないかで、受けられるサービスの内容が違うのではないかと予想しています。
具体的には、32ETH以上ステーキングすると、手数料が安くなるなど。
現時点では、32ETHをボーダーにしたサービスはありませんが、今後32ETHを基準に色々なサービスが出てくるのではないかと思っています。
もし、資金に余裕があるのであれば、32ETHを保有するということは、面白いと思います。
- 32ETH×1ETH24万=768万
1ETHは24万円(2022年9月9日時点)なので、32ETHは768万円になります。
2021年11月頃は1ETHが54万円で、32ETHは1,728万円が必要でした。そのころに比べると32ETHのハードルもだいぶ下がっていると感じます。まあ、54万円は最高値付近ですが。
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