【オプション】Covered Call(カバード・コール)って、最低投資額はいくら?いくら儲かるの?リターンは?
ということで、超概算ですがザックリ考えてみます。
【結論】
<最低投資額はいくら?>
大体、50~80万円位
<いくら儲かるの?>
50~80万位の投資額なら、年5~10%位キャッシュフローがプラスになる印象
※原資産の評価損は含みません!←注意して下さい。
あくまで、配当のように現金が入ってくる感じ、
毎月分配型投資信託で配当は入るが基準価格が元本割れしているようなイメージ?
上記の理由をかきます。
まず、<最低投資額はいくら?>ですが
アメリカ市場のETFを前提とします。iShares Russell 2000 Index (IWM)を仮定します。
オプションの最低取引単位は「1コンストラクト(construct)」になります。
「1コンストラクト(construct)」=100株を表します。
よって、「iShares Russell 2000 Index (IWM)」で考えた場合の最低投資額は
よって、52万円程度のIWM(iShares Russell 2000 Index)を原資産にしてCovered Call(カバード・コール)をすることとなります。
原資産に対して1%程度のプレミアムが付いたOTM(アウトオブザマネー)を売ることは可能だと思います。
1ヶ月 52万円×1%=5,200円
12ヶ月だと 5,200円×12ヶ月=62,400円
52万円のETFを保有しながら、年6万円程度の現金が入ることとなります。
※バイバックをする場合は、反対に現金が出て行きます、
キャッシュアウトになるので注意が必要です。
キャッシュアウトになるので注意が必要です。
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仮定は上記のようなイメージとなります。
1コンストラクトでは小額過ぎる場合は、2・3・4コンストラクトと増やします。
1コンストラクト=52万円の原資産/年6万円のキャッシュフロー
2コンストラクト=105万円の原資産/年12万円のキャッシュフロー
3コンストラクト=153万円の原資産/年18万円のキャッシュフロー
4コンストラクト=208万円の原資産/年24万円のキャッシュフロー
10コンストラクト=520万円の原資産/年60万円のキャッシュフロー
となります。
やはり、3~4コンストラクト位取引しないと割りにあわなそうです。
※コンストラクトが大きくなれば、バイバックの金額も大きくなるのでキャッシュの余裕が必要になります!
「バイバックのキャッシュアウト」
「原資産が大きく値下がりし、OTM(アウトオブザマネー)のオプションが約定しない」
「1%以下のプレミアムの売買」を考慮すると、
「1%以下のプレミアムの売買」を考慮すると、
キャッシュフローはもう少し減ってきます。
年率5%位の印象なので、52万円の原資産に対して年2.6万円のプラスのキャッシュフローですかね。
<お勧めの本>
週末投資家のためのカバード・コール KAPPA
年率5%位の印象なので、52万円の原資産に対して年2.6万円のプラスのキャッシュフローですかね。
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