2013年10月14日月曜日

世界がわかる石油戦略 を読みました

世界がわかる石油戦略 (ちくま新書)
岩間 敏
を読みました。

株には関係ありませんが、読みやすく面白かったです。

気になった個所を抜粋すると。

メジャーが投資判断をする基準は、15%以上の利益率が得られるかどうかだそうです。

スーダンへの中国のCNPCの進出は、フランスのトタール、米国のシェブロン、カナダのアラキスなどの欧米の石油会社が撤退をした隙間を埋める形で進んだとのこと。中国の資源開発はカントリーリスクを果敢にとっています。

日本の上流石油会社「石油資源開発(1662)」と「国際石油開発」の上場までの経緯なども面白かったです。今は、国際石油開発→国際石油開発帝石(1605)になっています。

日本の上流部門は政府系の「石油資源開発」「国際石油開発」、民間系の帝国石油、アラビア石油、精製・販売会社(元売り)系の新日本石油開発、出光オイルアンドガス、商社系の伊藤忠石油開発、三井石油開発と商社本体(三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅)となっているそうです。

新書で読みやすいので石油業界についての勉強にいいと思います。
という本も書かれています、こちらは更に投資に関係がないですが、結構面白いですね。
日本海軍は、「日本を海上から封鎖して国内資源を枯渇させ工業生産力を崩壊させる」との米国の戦略への理解が薄く、補給路の確保が、戦争の勝敗を決める最大の要因であることの認識が少なかった。
石油という視点で見ると、太平洋戦争がまた別の見え方をしてきます。

<関連投稿>
「台頭する国営石油会社―新たな資源ナショナリズムの構図」を読みました

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